【日本の女子サッカーの歴史】No.1

日本女子サッカーリーグの誕生
1960年代から70年代にかけて日本ではサッカー競技を行う女性が少しずつ見られはじめ、
やがて全国各地でチームが結成されるようになると、
地域ごとの小規模なリーグによる試合が展開された。
それにより1980年から全日本女子サッカー選手権大会が開催されるようになった。

1991年に行われるFIFA女子ワールドカップの新設と、
1990年に行われる第11回アジア競技大会で女子サッカーが正式種目になることを受け、
代表チームの強化を視野に入れた全国リーグ
「日本女子サッカーリーグ」が1989年に創設された。
当時の男子サッカー全国リーグの「日本サッカーリーグ」の
略称「JSL」に倣って「JLSL」という略称もつけられた。

1991年の第3回大会からJLSLは10チームに拡大。
つづく第4回(1992年)には下部リーグ「JLSLチャレンジリーグ」も設けられ、
JLSLの最下位チームと入れ替え戦を行うようになった。