マインツは来シーズンに向けて、バイエルン・ミュンヘン2軍に所属する韓国人MFチョン・ウヨンの獲得を視野に入れているようだ。ドイツ誌『キッカー』が伝えている。

チョン・ウヨンは昨年1月に仁川ユナイテッドの下部組織からバイエルンのU-19チームに渡った現在19歳のアタッカー。昨夏にバイエルンの2軍に昇格すると、公式戦19試合に出場して12ゴールをマーク。4部相当のレギオナルリーガ・バイエルンで首位を走るチームで、中心的な存在となっている。

ニコ・コバチ監督の下では、昨年11月のチャンピオンズリーグ・ベンフィカ戦でもトップチームデビューを果たしたチョン・ウヨンだが、マインツが獲得に乗り出す可能性が浮上。『キッカー』によると、バイエルンは2022年まで契約を残す同選手の移籍金として「数百万ユーロ」を求めるという。またマインツのほかにも、「意欲的な複数のクラブ」も同選手に関心を示しており、今夏には同選手を巡る争奪戦が勃発する可能性も伝えられている。

アリエン・ロッベンやフランク・リベリといったサイドアタッカーたちの今夏退団が決定しているバイエルン。ビッグネームの獲得を目指すと予想される同クラブだが、チョン・ウヨンは若手として、より出場機会に恵まれた環境を選ぶのだろうか。
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