0001砂漠のマスカレード ★
2019/02/17(日) 06:50:27.01ID:8F7pZytI9この騒動をご記憶の方も多かろうが、以降、逮捕までの生活を知る人は少ないのではないか。
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1997年生まれの大沢零次は、8歳で両親が離婚。父母のあいだを行ったり来たりして暮らしていたが、大沢樹生が行ったDNA鑑定の結果、実子でないことが明らかになる。
これが2013年のことで、15年には「父親との親子関係ナシ」との判決が東京家裁で下され、17年に確定した。母親は喜多嶋舞で父親は不詳、だ。
「そんな境遇は同情すべきかもしれませんけれど」
と、警視庁担当記者が語る。
「零次が、同い年の女性宅に転がり込んだのは1年ほど前。焼肉屋でバイトしていたものの稼ぎはほとんどなく、飲食店で働く女性のヒモ状態でした。月に1度は暴れて女性を殴ったりしていたといいます」
被害届を女性が出すことになった一件は、
「1月25日の夜に起きました。酔った零次が、女性を殴る蹴るのうえ、口に指を突っ込んで首を絞めた。
女性は打撲を負い、口のなかを切るなどして全治1週間の怪我。処罰感情も強いので起訴されると思います」
傷害罪は15年以下の懲役、または50万円以下の罰金だ。執行猶予がつくかどうかはまだ分からないが、
「淋しいね、こんな日が来るとは」
ある会社経営者はそう溜め息をつき、話しはじめた。
腕に刺青
「私は樹生と十数年の付き合いがあって、零次を小さいころから知っていました。でも、樹生が舞さんと別れ、零次が舞さんの父母を頼って渡米してからは会っていなかった。
DNA鑑定騒動のときも強い子に育ってほしいと願いながら報道を見ていたんです。
それがいまから2年ほど前、六本木でばったり会いまして」
アメリカ生活が馴染まずに帰ってきたと告げる零次。
「飲食店で働いていたと言うけど、所持金はほぼゼロ。
仕事も寝るところもない、困窮した状況でした。どこで入れたか知りませんが、鱗のような刺青が、左肘から手首にかけて、そして指にも入っている。
父からも母からも見捨てられて不憫でね。そのまま別れることもできず、しばらく面倒をみることにしたんです。
家庭がある樹生からは、“どうか、よろしくお願いします”と懇願されましたよ」
会社経営者は、自身の管理するマンションの空き部屋を一時的にあてがい、
「毎日メシも食わせて、芸能事務所の社長さんに頭を下げて使ってもらうことにしました。
でも、小遣いをせびるばかりで、何一つ約束も守らない。それで、マンションを出て、社長さんが経営にたずさわるバーで働くことになったんです」
六本木にあるバーの経営には、実業家でタレントのTOMOROもたずさわっていた。TOMORO曰く、
「飲めるし面白いから店長をやらせてみたものの、酔って倒れてばかりでダメでしたね。
刺青も消すと言いながら消さないし、家がなく店に泊まっていたのもバレた。彼の体臭で、店が臭くなっちゃったんです」
在籍は3カ月ほどで、
「最後は、店の金を6万円ぐらい持って逃げ、“行方不明”でした。無免許運転の罰金25万円を、“払えなければ労役場行きなんです”と泣きつかれて用立てたこともあったし、
なにかと言えば1万、2万とカネを無心する。25万円出してやったときは“ご恩は忘れません。一生ついていきます”なんて言ってたのにね」
よるべない身の上で不義理を重ねた挙げ句、逮捕とあいなったのである。
「週刊新潮」2019年2月14日号 掲載
http://news.livedoor.com/article/detail/16032546/
2019年2月17日 5時59分 デイリー新潮