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2019年2月12日 21:47

ドキュメンタリー「カニバ/パリ人肉事件38年目の真実」が、2019年夏に東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次公開される。

パリ人肉事件は、1981年にフランス・パリで日本人留学生であった佐川一政がオランダ人女性を殺め、その遺体を食した猟奇殺人事件。不起訴処分となった佐川は1980年代から1990年代にかけて、文筆家としても活動していた。本作は脳梗塞で倒れ、実弟の介護を受けつつ年金暮らしをする佐川に、フランスの撮影クルーが2015年6月より約1カ月にわたって密着した作品。弟との奇妙な関係性を浮き彫りにしながら、事件を通して佐川の“カニバリズム”について追求していく。映画の最後には、誰も知らなかったある事実が佐川本人から語られた。

「カニバ/パリ人肉事件38年目の真実」は、2017年のヴェネツィア国際映画祭オリゾンティ部門で審査員特別賞を獲得。「リヴァイアサン」で知られ、ハーバード大学の感覚民族誌学研究所に所属する映画作家ヴェレナ・パラヴェルとルーシァン・キャステーヌ=テイラーが監督を務めた。

本作はサイゾーが運営するWebサイト・TOCANAによる第1回配給作品。TOCANA編集長の角由紀子、サイゾー代表取締役である揖斐憲が配給理由を語るコメントは下記に掲載した。
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