・インターフェロン治療:フィラデルフィア染色体をもっている白血病細胞を減少させて進行を遅らせる(副作用あり)
・造血幹細胞移植(骨髄移植):骨髄バンクに登録し一致する人からもらう。
 ドナーが半年待たねばならない点と患者の白血球を先に消滅させてからでないとできない。
 造血細胞が定着するまでの間免疫反応(拒絶反応)や感染症などのリスクもある。
・化学療法:『ヒドロキシカルバミド』または『ブスルファン』という化学療法薬を
 投与して白血球を減らす。ただこれのみでの完治はない。ある程度で別の治療法へ切り替える。
・分子標的治療:グリペックでのBCR-ABL遺伝子が作っている異常な蛋白を標的とし、
 この蛋白が出し続けている「異常な白血病細胞を作れ」という指令を遮断する。これもまた副作用がきつい。

どれもリスキーだよな。本人も憂鬱なことだろうよ。