サラ選手の事故では6日、海中に沈んでいた小型機の残骸から1人の遺体が収容され、翌日に同選手であることが確認された。この日のサウサンプトン戦は、カーディフにとってそれから初の公式戦となったが、試合終了後、ホームサポーターが陣取る一画にいた男2人が、カーディフサポーターの方へ向かって飛行機のようなポーズをとっている様子をとらえた動画がSNSに投稿された。
クラブは2人が警察に引き渡されたことを明かし、この件に「厳正に」対処する姿勢を発表している。
「カーディフ戦の試合中に警察がファン2人の身柄を拘束し、詳しい事情を聴いたことを発表します」「引き続き警察と連携し、カーディフサポーターに向かって敬意を欠くポーズをとった人物を特定してまいります」「こうした振る舞いは、われわれの試合にあってはならず、セント・メリーズ(St Mary's Stadium)では許されないものです」「クラブはこの件に関わった人物に厳正に対処し、身元が特定されれば入場禁止の処分を科す予定です」
サラ選手は1月21日に移籍元のフランス・リーグ1のナント(FC Nantes)のホームタウンからカーディフへ小型機で向かっていたが、飛行機がイギリス海峡(English Channel)のガーンジー(Guernsey)島付近で消息を絶っていた。パイロットのデビッド・イボットソン(David Ibbotson)さんはまだ見つかっていない。
キックオフ前には、サラ選手を悼んで1分間の黙とうがささげられた。試合は後半ロスタイム3分のケネト・ゾホール(Kenneth Zohore)のゴールでカーディフが2-1の劇的な勝利を収め、降格圏を抜け出している。【翻訳編集】 AFPBB News
2/10(日) 15:58
AFP=時事
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