元テニスプレーヤーの沢松奈生子氏(45)が28日、TBS系「ビビット」に出演し
、全豪オープン女子シングルスで初優勝した大坂なおみ(21=日清食品)の今後を占った。

全米に続き、全豪を制した大坂は全仏、ウィンブルドン選手権で4大大会の完全制覇を目指す。

ただ、ハードコートの全米、全豪に対し、全仏は赤土(レッドクレー)、ウィンブルドンは芝という特徴がある。
沢松氏は大坂の優勝の可能性について「全仏30%」「ウィンブルドン70%」と予想した。

特に全仏は「かなり大坂さんにとって試練になる」と分析。
「大坂さんのパワーというのが、土のコートにボールが落ちることによって上に弾むんですね。ですから脚力のある選手でしたら、彼女のパワーやスピードボールが全部、取れてしまうんですよ。
1試合の試合時間もすごく長くなりますので、体力とメンタルの強い選手、(ラファエル)ナダルみたいな選手が強いんですね」と説明した。

4大大会通算17勝のナダルは全仏で11勝を挙げながら、全豪はわずか1勝にとどまる。

沢松氏は「全仏は正直、不得意なので厳しいと思いますが、ウィンブルドンに関しては相当高い」と話し、ビッグサーバーに有利とされるウィンブルドンでの活躍には太鼓判を押した。

また、選手としての伸びシロについては「大坂なおみ選手のテニスの完成が100だとしたら今まだ50」と指摘。ドロップショットやボレーなどネットプレーに十分向上の余地があり
「(女子)グランドスラムの優勝タイトル数ナンバーワンが『24』、そのぐらいのレベルの選手になる」と大きな期待を込めた。

1/28(月) 14:11配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190128-00000029-tospoweb-spo

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