昨年、広島残留か移籍かの決断に揺れる中、丸佳浩外野手の背中をひと押したのはミスターからの手紙だった。

長嶋茂雄終身名誉監督(82)から「一緒に野球ができたらうれしい」と書かれた手紙が届いた。地元・千葉の大先輩で、憧れの野球人からの熱い言葉に
「感激しましたし、うれしかったです」と感動。幼い頃からの夢だった巨人でプレーすることに気持ちが傾いた。

丸少年にとって、野球観戦と言えば東京ドームだった。報道陣から、長嶋終身名誉監督の印象を聞かれ、「僕が小学生の時に(巨人の)監督をされていた。
テレビの中の方」と雲の上の存在だと強調した。

同終身名誉監督は昨年7月から体調が優れずに入院中で、病院の中から丸にメッセージを送ったとみられる。丸がミスターの思いに結果で応える。

日刊スポーツ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190110-00441906-nksports-base
室内練習場でキャッチボールし笑顔を見せる巨人丸(撮影・垰建太)
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