歌手、和田アキ子(68)が大みそか放送のテレビ東京系6時間歌謡特番「第51回年忘れにっぽんの歌」(後4・0)に初出演することが11日、分かった。
この日、東京・中野サンプラザで行われた収録で、代表曲「あの鐘を鳴らすのはあなた」などをパワフルに熱唱。
サンケイスポーツの取材に「私も番組と同じデビュー51年目。緊張したけど楽しかった!」と充実の笑顔を見せた。

テレビ各局が特番でしのぎを削る大みそかの夜。74組の豪華歌手が代表曲を歌う「年忘れにっぽんの歌」に、満を持してゴッド姉ちゃんが初降臨する。

この日、行われた収録には白のロングドレスで登場。先月19日にまぶたが下がる眼瞼下垂(がんけんかすい)の手術を受けたことについて、
親友の司会、徳光和夫(77)が観客2000人を前に「つい最近、美容整形に失敗した和田アキ子です」と手荒く紹介すると、“笑って許して”会場を盛り上げた。

番組テーマは、平成最後の大みそかに聴きたい歌。51回目にして初出演した和田は「皆さん、一緒に楽しみましょう。
大みそかにまた見てくださいね」と呼びかけ、「古い日記」「笑って許して」「あの鐘を鳴らすのはあなた」の名曲をメドレーで披露。圧巻の歌声に感動の輪が広がった。

収録後、サンケイスポーツの取材に応じたアッコは、まだ少し腫れた両まぶたを指さしながら「今も薬を飲んだりしてるけど、完治は年明けかな」とにっこり。
自身もデビュー51年目で“同級生”の「年忘れ−」初出演については、昨年の50回記念から出演依頼を受けながらタイミングが合わなかったと明かし、
「今年1月にまたオファーを受けたので出演できました。緊張したけど楽しかった!」と満足そうに笑った。

昨年10月からデビュー50周年のベスト盤発売や全国ツアーなど走り続けた1年。「今年は最高の年でした」と振り返りつつ、
「年々、声は衰えるので、ボイストレーニングの時間を増やしてキープしています」と常に努力を怠らない。「今年は北海道や西日本が天災に襲われた。
それを忘れちゃいけないし、そうしたことを背負って歌いたい」と歌で日本を癒やす使命感にも燃えている。

年末は米ラスベガス旅行で充電。51周年もさらに存在感を発揮する。

★五木!!美川!!冬美!!幸子!!

この日の収録には五木ひろし(70)、美川憲一(72)、坂本冬美(51)、小林幸子(65)らも参加した。昨年の50回も同じ時間帯で6時間放送し、
平均視聴率8・4%(ビデオリサーチ、関東地区調べ)を記録。
日本テレビに次いで同時間帯の民放2位となっただけに、今年も中高年の演歌・歌謡曲ファンを中心に注目を集めそうだ。

★ベスト盤絶好調

10月にデビュー50周年イヤーを終えた和田は、同月に東京・日本武道館で初の主催フェス「WADA FES〜断れなかった仲間達〜」を開催。
ベスト盤「THE LEGEND OF SOUL」や男性ユニット、BOYS AND MEN研究生とコラボした記念シングル「愛を頑張って」も好調で、年末まで大忙し。51周年も全力で走り続ける。

この日収録した「第51回年忘れにっぽんの歌」の出演歌手情報については番組HPへ。

http://news.livedoor.com/article/detail/15726675/
2018年12月12日 6時4分 サンケイスポーツ