阪神の大山悠輔内野手(23)が9日、大阪市内のホテルで行われたファンクラブイベント「クリスマスパーティー」に坂本誠志郎捕手(25)と出席。
3年目の飛躍に向け、打席の中で“ID”を導入していく考えを明かした。

今季の成績をひもとくと興味深いデータが残っていた。直球系の球速150キロ以上のボールに対して打率・438をマークしている一方で、
変化球が主体の球速130キロ未満のボールに対しては打率・153と苦しめられた。

その原因を本人は「直球待ちの変化球対応でやってきましたが、それでは限界がある」と分析。
「この2年で他球団も直球を狙ってくる打者という印象を持っていると思う」と語った上で
「カウント別にヤマを張ったり、考えてやっていかないといけない」と言う。

今オフにはスコアラー陣から詳細な個人打撃データを受け取った。
「あまり多くは言えませんが…」と具体的な傾向を明かすことは控えたが、はっきりとしたデータが出ているものと見られる。

特に大山は直球に強いスラッガータイプだけに、好機の場面では相手も変化球主体の組み立てをしてくる。それが得点圏打率の低迷にもつながった。

勝負強い打撃を追求していくために−。“ID”というキーワードが背番号3を成長させる。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181210-00000042-dal-base
12/10(月) 9:00配信