阪神・矢野燿大監督(50)が9日、国内FA権を行使しての入団が決定した西勇輝投手(28)に対し、監督室のフリーパス権を与えたことを明かした。
大阪市内のMBSテレビでスポーツバラエティー番組「戦え! スポーツ内閣」(12日・後11時56分)の収録に特別ゲストで参加。7日に大阪市内で行った入団交渉の内幕を披露した。

現場のトップとして、通算74勝右腕への最大限の誠意だった。
口説き文句を問われた指揮官は「いつでも来てくれていいよと。何でも聞きたいことを聞いてくれていいよと。
『なんであの時、投手を代えたんですか』と言ったら、思っていることを伝えるし、西が不安に思うことは全部答えるからと伝えた」と、舞台裏を語った。
新天地での疑問は采配面を含め、すべて包み隠さず答える約束を交わしていた。

条件面では4年総額20億円超のソフトバンクを大きく下回る、4年総額10億円での獲得。
最下位からの巻き返しへ大きな補強となった。
一方でオリックスに提出する人的補償のプロテクト作成は難航中。
矢野監督は「それがメチャクチャ難しいです。意外と(プロテクト枠)28は難しい。痛い選手を獲られる可能性が高い」と、必要戦力の流出を覚悟していた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181209-00000299-sph-base
12/10(月) 6:04配信