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2018/12/4 10:49

「アニメ界のアカデミー賞」と呼ばれる米国の第46回アニー賞で、細田守監督の映画「未来のミライ」が長編インディペンデント作品賞と、長編作品脚本賞の候補に選ばれた。主催団体の国際アニメ映画協会が3日発表した。発表・授賞式は2019年2月2日、ロサンゼルスで行われる。

「未来のミライ」はアニメ映画「時をかける少女」「バケモノの子」で知られる細田監督の新作。親から子へとつながる命の不思議を、時空を超えた旅になぞらえて描いている。

長編インディペンデント作品賞は、米国で千館未満の映画館で公開された作品が対象。西見祥示郎監督の「ムタフカズ」も候補に選ばれた。

また、日本の架空都市が舞台のストップモーションアニメ映画「犬ケ島」が長編作品賞、長編作品声優賞など4部門で候補に。ウェス・アンダーソン監督作品で、スカーレット・ヨハンソンさんやオノ・ヨーコさん、渡辺謙さんらが声優として参加している。