【体のライン出るタイトな黒Tシャツ姿の景子さん】
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 11月27日、元フジテレビアナウンサーの河野景子さん(54才)と10月に離婚していたことが明らかになった元貴乃花親方・花田光司氏(46才)。昨年来、古き因習はびこる相撲協会の大改革に挑んできた「平成の大横綱」だったが、結果的には相撲協会から身を引くことになっただけでなく、夫婦関係にもピリオドを打つことになった。

 昨年11月の九州場所中、元横綱・日馬富士の傷害事件を契機とする「貴乃花の乱」が勃発した際には、景子さんら家族も一丸となっていた。景子さんは、貴乃花親方を支える若手親方の妻たちでネットワークを作って、相撲部屋の運営を協力したり、親方の考えを丁寧に説明したりするなど、内助の功で夫を支えていた。それから1年、なぜこのような結末になったのか。当時の夫婦の様子を報じた女性セブン記事をもとに、振り返ってみよう。

 夫婦の関係が崩壊に進み始めたのは、貴乃花親方が今年2月、相撲協会の理事選に出馬した頃だったという。

「貴親方は側近親方にも、景子さんにも、まったく相談せずに独断で出馬を決めてしまった。手当たり次第に“敵”をつくる親方のことが、景子さんももう手に負えなくなってしまったんです。親方が理事選に落ちると、景子さんは近しい人に“落選してよかった。これで余計なことに気を取られず、親方として弟子の教育に集中できる”と漏らしていました」(後援会関係者)

 そして時を同じくして、夫婦の関係に決定的な溝を作る事件が起こった。それは、長男の優一さん(23才)をめぐってのことだった。花田家の知人は、取材に対してこう明かしている。

https://www.news-postseven.com/archives/20181127_812455.html
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「優一さんは靴職人のかたわら、俳優業にも進出。もともと貴乃花部屋のマネジメントでしたが、去年の夏から後援会幹部が経営する芸能事務所の所属に変わった。その幹部を連れてきたのが、景子さんでした。最初は貴親方も歓迎していたのですが、以降、優一くんが景子さんと2人でイベント活動などを始めたことに、“事務所にカネが入って部屋に入らないのはおかしい”と言い始めたのです」

 貴乃花部屋は、小口の後援者を集める「サポーター制」で運営していたが、当時は、古くからの大口のタニマチが離れ、経営は悪化の一途をたどっていたという。そこで、景子さんも金策に走り回り、前出の芸能事務所幹部を連れてきたのだが、その一件以来、貴乃花親方と景子さんはほとんど口も利かなくなった。そして、貴乃花親方は稽古部屋に住み、景子さんは自宅に住むという事実上の別居状態が続くようになったのだ。

 8月に貴乃花親方が倒れ意識不明になった時も、景子さんは“弟子が行けばいい。私はほかに用事があるから”と見舞いにも行かなかったという話もある。

 23年半続いた夫婦生活だったが、2人の亀裂はやがて取り返しのつかないものになり、貴乃花親方の言葉を借りれば「結婚を卒業」するという決断につながったようだ。