野球日本代表の「侍ジャパン」は6日、福岡市のヤフオクドームで練習し、7日の壮行試合・台湾戦に備えた。
9日開幕の日米野球に向け、今回の初陣となる一戦には中日・笠原祥太郎投手(23)が先発に抜てきされた。
2020年東京五輪を見据え、快投で一気に名を上げるチャンス。
また、稲葉篤紀監督(46)は巨人・岡本和真内野手(22)の打撃投手を自ら務め、4番候補としての大きな期待を寄せた。

 名前、売り込みます! 侍ジャパンの初陣を託された笠原が自虐気味に決意表明した。

 「いきなり日本代表のピッチャーで僕なんかが出てきて『誰だこいつ?』ってなると思うんですよ。
いいピッチングして名前を覚えてもらえたらなと…」

 壮行試合とはいえ、全国にその名をとどろかせるにはまたとない機会。
7日の台湾戦は、侍ジャパンがホームのため、2イニングを投げる予定の左腕が、
いの一番にプレーを披露することになる。「壮行試合だけど、1番最初の試合を任されたので
流れに乗れるようにいいピッチングができたら」。自然と闘志も沸き立った。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201811/CK2018110702000121.html