元ビートルズのポール・マッカートニー(76)が5日、初めて東京・両国国技館でライブを行った。

 日本ツアーの一環で、大好きな大相撲の聖地に立ったポールは「コンバンハ。コクギカン! アリガト、アリガト!!」と大感激。勝ち力士が懸賞金を受け取る際に手刀を切るしぐさをすると、「ゴッチャンデス!」とお茶目に語り、約7500人を喜ばせた。

 名曲「ア・ハード・デイズ・ナイト」を皮切りに「レット・イット・ビー」「ヘイ・ジュード」などビートルズの楽曲20曲のほか、新アルバム「エジプト・ステーション」の収録曲「カム・オン・トゥ・ミー」「ファー・ユー」など計31曲をパワフルに熱唱した。

 ポールは1993年に2度目の来日公演を行った際、九州場所で初めて観戦。2013年の来日公演時もナンシー夫人と九州場所5日目(11月14日)を訪れ、幕内土俵入りから結びの一番まで熱視線を送り、同21日には懸賞金を出すなど相撲好きで知られている。

 この日は場外に名前入りののぼり旗を立てて観客をお出迎え。場内は土俵をつぶして客席をもうけ、向正面にステージを作るなど“国技館仕様”に。アンコールでは「もっと聴きたい? ドスコイ、ドスコイ!」とあおり、最後は「ゴッチャンデス、マタ、アイマショウ!」と茶目っ気たっぷりに語るなど、相撲ワールド全開のステージでファンを感激させた。

11/5(月) 22:30配信 サンスポ
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写真
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