阪神は、フリーエージェント(FA)補強のターゲットに定めているオリックス・西勇輝投手(27)への全力アタックに備え、今オフに予定していた戦力補強費を数億円上積みすることが26日、分かった。
大阪・野田の電鉄本社で次期オーナーの藤原崇起会長(66)と、揚塩健治球団社長(57)ら球団フロントが会談。
新外国人を含めて、総額20億円近くと見込まれる補強費にGOサインが出された。

坂井オーナーから藤原会長に実質的なオーナー職がバトンタッチされてから、初のオーナー報告会。
25日のドラフト会議の話題が終わると、オフの補強戦略についての確認も行われた。球団首脳は「FAの話もしました」と説明。
ターゲットや人数に関しては「時期が来れば」と明言を避けたが、FA宣言した場合の西の獲得と、
故障者特例措置でFA権取得が見込まれる上本の残留要請に必要な具体的な予算が話し合われた。

また、リストアップ作業を進めている外国人補強も方向性が確認された。球団首脳は「打者と先発と中継ぎがそれぞれほしい」と最低3人の獲得予定を明かした。
今季は年俸3億4000万円で獲得したロサリオが期待を裏切り、来季契約は結ばない方針。新4番候補獲得にも十分な資金を投入する準備を整えている。

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10/27(土) 6:04配信