昼下がりの東十条駅前。
商店街に立つ雑居ビルから、パン! パン! と乾いた音が聞こえてきたのは10月上旬のこと。
どうやらプロレスの道場らしい。
覗いてみると、元光GENJIの大沢樹生(みきお)サンではございませんか! 男性の腕を捻っちゃって、一体どうしたんですか?

「小学生の頃の夢だったんですよ。来年50歳になりますが、まさにドリームズ・カム・トゥルーだよね」

とはご本人。
実は今年12月30日、「シアタープロレス花鳥風月2018総決算」で、念願のプロレスデビューを果たすそうな。
ファンにはおなじみの、船木誠勝(まさかつ)選手も参戦するというから本格的だ。

「父が後楽園ホールで飲食の仕事をしていたから、毎週のように観に行っていました。大仁田厚さんが、まだ若手だった時代ですよ。でも、これまでは観戦専門。
踊りをやめて20年以上で、まさかこんなに体が動かないとは思わなかった。見よう見まねでできるかも、と思ったんだけど」

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現在は仕事の合間をぬって週3日、2時間ほどのトレーニングで体づくりに励んでいるのだとか。
それにしても身長177センチ、体重63キロとは、アイドルとしては申し分ないにしても、プロレスラーにしては細すぎるのでは?

「いくら食べても痩せたまま。ちゃんこ鍋でも食べて、あと5キロは欲しいな」

酒を断つ気はさらさらないし、トレーニング後にはアイコスをスパスパ、余裕をみせるご本人の選手宣誓は、

「とにかく、リングにあがるプロレスラーに失礼のないように、短期間だけど準備万端にしていきたいね」

歌って踊って戦える。これぞ五十路オトコの鑑かも。

「週刊新潮」2018年10月18日号 掲載

http://news.livedoor.com/article/detail/15483967/
2018年10月23日 6時50分 デイリー新潮

https://www.youtube.com/watch?v=w0j8bS0Q534
光GENJI - ガラスの十代