前日7日に4年ぶりの実戦を果たし、ショートプログラム(SP)で首位発進した2010年バンクーバー五輪フィギュアスケート男子銅メダルの
高橋大輔(32=関大KFSC)が8日、近畿選手権のフリーに出場。フリー118・54点、合計195・82点で3位に入り、復帰戦で表彰台に立った。
11月の西日本選手権(3日SP、4日フリー=日本ガイシアリーナ)出場権を獲得した。

 SPを坂本龍一氏の「The Sheltering Sky」で滑った高橋。フリーは全身黒を基調とした衣装で、ジョン・グラント作詞・作曲の
「Pale Green Ghosts (with the BBC Philharmonic Orchestra)」で臨んだ。

 最初の連続ジャンプに成功。その後のジャンプはスタミナが切れて転倒する場面があったが、華麗なスケーティングと世界を魅了したステップを
披露した。

 カリスマスケーターの復帰にこの日も多くのファンが殺到。4年のブランクがあり、演技終了後は苦笑いで苦しそうな表情を見せたが、
観客のスタンディングオベーションには笑顔で応えた。

 友野一希(20=同志社大)がフリー135・86点、合計206・80点で優勝。2位に中村優(22=関西大)がフリー130・16点、
合計202・15点で入った。

スポニチ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181008-00000118-spnannex-spo
<2018近畿フィギュアスケート選手権男子フリー>ほろ苦いフリーとなってしまった高橋大輔は苦笑い(撮影・長久保豊)
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2018/10/08/jpeg/20181008s00079000275000p_view.jpg