10/7(日) 23:17配信
 7日にフランスのパリロンシャン競馬場で行われた凱旋門賞(G1・芝2400m・19頭)は、好位から進めたL.デットーリ騎手騎乗のエネイブル(牝4、英・J.ゴスデン厩舎)が、直線で抜け出し、後続の追撃も押さえ、史上7頭目の連覇を達成。

 2着は最後方から追い込んできたJ.ドイル騎手騎乗のシーオブクラス(牝3、英・W.ハガス厩舎)。エネイブルをギリギリまで追い詰めたがわずか及ばなかった。3着はV.シュミノー騎手騎乗のクロスオブスターズ(牡5、仏・A.ファーブル厩舎)。日本から参戦した武豊騎手騎乗のクリンチャー(牡4、栗東・宮本博厩舎)、フランスのディープインパクト産駒スタディオブマン(牡3、仏・P.バリー厩舎)は着外。

 エネイブルは父Nathaniel、母Concentric、その父Sadler's Wellsという血統。昨年は英オークス、愛オークス、キングジョージ6世&クイーンエリザベスS、ヨークシャーオークス、そして凱旋門賞とG1を5連勝し、カルティエ賞年度代表馬に輝いた。今年は膝の不安により始動が遅れていたが、復帰戦のセプテンバーS(G3・AW2400m)を完勝し、再び大本命として凱旋門賞に出走。見事に連覇を果たした。これで通算成績は10戦9勝。

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