ゴールデンボンバーの鬼龍院翔のインスタグラムである騒動が起こった。

 事の発端となったのは、今月3日、鬼龍院がインスタグラムへポストしたある文章。鬼龍院は「いらすとや」のギターを弾いている男性のイラストを掲載しつつ、ファンに向け、「どなたか今流行りのフリー素材『いらすとや』さん風のタッチで鬼龍院翔バージョンを作ってフリーで提供して頂けませんかね…?」と呼びかけ。「勿論いらすとやさんの権利を侵害してしまわない程度に」とつづり、「いらすとや様、ご迷惑でしたら削除致します」としていた。

 しかし、この投稿に対しインスタグラムユーザーから「思いっきり著作権違反ですよ!?」「著作権について意識が低すぎる」「いらすとやに似せて描いて二次使用したら権利侵害に当たるでしょ…」といった指摘が殺到。さらに、“フリーでの提供”とのことで、「ただの搾取では?」「お金出していらすとやに依頼したらいいのに」といった批判も噴出する騒動に発展した。

 これを受け、鬼龍院はポストに「追記」として、「『どなたか』が書いて下さっても結局僕自身で広くは使用は出来ないとの結論に至るようなので道は本家いらすとや様に依頼させて頂く道しか残っていないようです」とコメント。「皆様お騒がせ致しましたすみません」と謝罪しつつ、ハッシュタグでも「即中止」と記していた。

 その後、騒動を聞いた「いらすとや」運営のみふねたかし氏が鬼龍院のイラストを作成し、同氏のツイッターに掲載するという対応がなされ、鬼龍院がそれをインスタグラムに掲載。鬼龍院は「ありがとうございます!!まさか…いらすとや風ではなく、本物のいらすとや鬼龍院翔を描いて頂けるとは…!感激です!」とつづり、いらすとやへの感謝を記していた。

 この一連の騒動にファンからは、「この一連の流れ笑った!いらすとやの神対応すごい!」「まさに一件落着!」という声が集まっていたが、一方では「一歩間違えたら炎上になりかねなかった…」「芸能人とか歌手だからこそ、著作権について低い意識じゃ困るよね」という苦言も見受けられた。

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