中日の岩瀬仁紀投手(43)が2日、今季限りでの引退を正式に表明した。

 ユニホーム姿でナゴヤドームで会見に臨み、「9月の日にちは忘れましたが、(森)監督から『(来季は)どうすんだ』と言われて
『今年で引退します』と言いました」と打ち明けた。

 さらに「皆さんご存じのように1000試合(登板)があったので、それまではしっかり戦力として1000試合を投げ切りたいという思いがあって、
発表がきょうに至りました」と、前人未到の1000試合登板を達成するまで公表を控えた理由を語った。

 20年目のシーズンに挑む昨オフの契約更改時、「今年(2017年)の数字より悪くなったら引退します」と決意したという。
「今年(18年)の成績は去年より良くない。これ以上迷惑をかけるわけにいかない。勝ち試合で投げられる投手でありたい気持ちがあった」と、
ビハインドの場面で登板することが多くなったことも、身を引く決断への引き金になったと明かした。

 今後は「最終戦にしっかり投げたい」と、本拠地最終戦(日時未定、ナゴヤドーム)で1002試合目の有終登板を予告した。

スポーツ報知
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181002-00000107-sph-base
https://amd.c.yimg.jp/amd/20181002-00000107-sph-000-6-view.jpg