山下智久が主演し、大ヒット中の映画『劇場版 コード・ブルー−ドクターヘリ緊急救命−』(公開中)の興行収入が90億円を突破した(興行通信社調べ)。

 人気医療ドラマ「コード・ブルー」を映画化した本作は、公開から8週連続で全国映画動員ランキングのトップ10にランクインするなど、夏に公開された映画の中で
圧倒的な強さを見せている。16日時点で、それまで今年の興行収入1位だった『名探偵コナン ゼロの執行人(しっこうにん)』を抜き、トップに躍り出た。

 同作は、歴代興行収入では名作『ジョーズ』(1975)と並び48位に。さらに、『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』
(2003)の173.5億円、『南極物語』(1983)の110億円、『踊る大捜査線 THE MOVIE』(1998)の101億円、『子猫物語』(1986)の98億円、『天と地と』(1990)の
92億円に次ぐ、歴代実写邦画の興行収入6位に食い込んだ。

 また『コード・ブルー』のほか、今年公開された『名探偵コナン ゼロの執行人(しっこうにん)』が86.7億円、『ジュラシック』シリーズ新3部作の第2弾にあたる
『ジュラシック・ワールド/炎の王国』が80.6億円とヒット。いずれも歴代興行収入の100位内と好成績を収めている。『ゼロの執行人』は、10月14日から4DX上映が
期間限定で行われるということで、さらに記録が伸びるのではないかと注目を浴びている。

 『コード・ブルー』は、救急用のドクターヘリに乗るフライトドクターたちの姿を描いた作品。ドラマ放送開始から10年、スペシャルドラマやスピンオフ作品が
製作されるなど根強い人気を誇っている。(編集部・梅山富美子)

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