FMWなどで活躍し、16年3月に亡くなったプロレスラーのハヤブサ(本名・江崎英治)さんのマスクが、熊本県内の実家の旅館から
無くなっていたことが21日までに分かった。ハヤブサさんとFMWで活躍したミスター雁之助がツイッターで明かし、返却するように訴えた。

雁之助が15日に更新したツイッターには「ハヤブサの実家の旅館から白いマスクが行方不明になりました」とつぶやかれ「ファンの方の為に
お母さんが旅館の玄関に展示してた物です。最後の1枚の形見です。お心当たりのある方ご連絡ください」と旅館の連絡先が記された。

「最後の1枚」のマスクが行方不明となったことで「お母さん、とても心を痛めておられます」と、ハヤブサさんの母親も相当なショックを
受けているという。

その2日後、雁之助は再びツイッターを更新。プロレスラーの田中将斗を通じ、大の格闘技ファンでもあるミュージシャンのファンキー加藤が
ハヤブサさんからプレゼントされたマスクを提供するとの申し出があったことを報告。だが「お母さんに伝えた所、『それは受け取れません。
ハヤブサを好きな人が大切に持ってて欲しい』と」と、ハヤブサさんの母は、その申し出を丁重に断ったという。

「アメリカのファンからも所有のマスクを送りたいとのDMが。温かい心遣い本当にありがとうございます」と、多くのファンからハヤブサさんの
母親を思う連絡が届いたことに感謝をつぶやいていた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180921-00000070-dal-fight