タイ首相、AKB48と会談=再選へアピールか

 【バンコク時事】タイのプラユット暫定首相は13日、バンコクの首相府でAKB48のメンバー6人と会談した。
 タイで人気のAKB48と会談することで庶民派をアピールし、再選につなげる思惑もありそうだ。

 2014年5月のクーデターで政権トップの座に就いた軍出身のプラユット首相は、民政移管に向けた総選挙を暫定的に来年2月24日に実施する方針を示している。
 首相は続投の意思を明確にしていないが、親軍政党を結集して再選を果たしたい考えとみられている。

 会談はインターネットで中継された。
 首相は終始ご機嫌な様子で、「タイのことを日本や他の国のファンにPRしてほしい」と要請。
 AKB48から好きなタイ料理を聞かれ、「トムヤムクンやパパイアサラダ。日本料理も好き」と応じた。

 最後に首相がパフォーマンスを求めると、AKB48はヒット曲の音楽に合わせ、踊りを披露。
 首相はペンライトを振りながら見入っていた。

(画像はソースでご確認下さい)

時事通信 (2018/09/13-15:35)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018091300804&;g=soc