謝罪会見を行った速見氏は、日本体操協会の塚原千恵子・女子強化本部長と、夫の光男副会長から宮川への引き抜き行為があったことを明かした。
宮川が中学校3年生の秋ごろに、千恵子強化本部長が監督を務める朝日生命体操クラブのコーチから声をかけられた事実を説明した。

 「具体的に朝日生命から勧誘があったのは事実か」の問いに「宮川選手が中学校3年生の秋から冬ぐらいだったが、朝日生命のコーチの方から電話で
連絡をいただいて、コーチと宮川選手と来ていただきたい。一度、食事にいかないかと、あった。その中で
『宮川選手と私とセットで朝日生命に入って欲しい』と塚原光男先生から頼まれたので、食事に誘ったと言われました。私自身も、これから
どうしていこうと思い描いていたので、お言葉はうれいしいけど、お断りしました」とした。

 2度目は昨年のモントリオール世界選手権で「千恵子強化本部長の付き人から、ウォーミングアップの時間帯に『東京2020特別強化』に
属してなかったので、今後のオリンピックや海外派遣について『誰がそれを決めるか知ってる?』と聞かれたので『分かりません』。『それは強化本部長が決めることよ。
入ればすごく良くしてくれるわよ』と言われた。気持ちとしてはありがたいお言葉ですが、そんな簡単に決められることではなかったので」と語った。

 「2020に属さなかったことで、NTCの使用制限や海外派遣されなかった事実がある。なぜナショナル選手なのに制限がかけられるのか
理由が分からなかった」と当時の心境を口にした。

 「圧力は感じたか」の問いには「そうですね」と言い切り「私自身は2020に入らないことによってNTCの利用制限が実際にかかりました。
海外派遣もされなかった後で『ほら、実際そうなったでしょ』と(千恵子)強化本部長に言われた」。報道陣から「少なくとも3回の引き抜きが
あったのか?」と聞かれると「やはり、ある程度、提示された指示に従う、言うことを聞かないとそういうことになるという圧力は実際に感じた」と
語った。

スポーツ報知
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180905-00000143-sph-spo

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