国際サッカー連盟(FIFA)が3日、年間ファン賞の候補を発表した。

 FIFA年間ファン賞はスタンドで素晴らしい姿をみせたサポーターに送られる賞。そして今年のファン賞の最終候補には、日本代表とセネガル代表のサポーター、ペルー代表のサポーター、そしてチリ2部プエルト・モントのサポーターであるセバスティアン・カレラ氏が選ばれた。

 日本とセネガルのサポーターは、2018 FIFA ワールドカップ ロシアでの試合終了後のスタンド清掃(ゴミ拾い等)が評価。FIFAはHPで「両国の献身性と情熱に誰もが感銘を受けた。試合後にスタジアムを清掃した姿は世界中のサポーターから大きな称賛を集め、ファンとしての義務を超えていた」とノミネートの理由を説明している。

 ペルーのサポーターは9大会ぶり出場となったW杯での情熱的な応援が高く評価され最終候補に選出。また、セバスティアン・カレラ氏は、愛するクラブを応援しにアウェイの試合観戦のために3000kmを往復。プエルト・モント側のスタンドで1人で応援する姿が世界中のメディアで紹介されていた。

 なお、今後FIFAのHPでファン投票が行われ、9月24日に発表される。

9/4(火) 8:16配信 サッカーキング
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180904-00824808-soccerk-socc

写真https://amd.c.yimg.jp/amd/20180904-00824808-soccerk-000-2-view.jpg