18歳以下の侍ジャパン「高校日本代表」と「大学日本代表」の壮行試合が、28日に神宮球場で行われた。

試合開始3時間以上前にも関わらず、会場には長蛇の列ができていた。

「少しでも見たい!」女性ファンたちが球場へ
みんなのお目当ては、先日行われていた高校野球で注目を集めた金足農業高校の吉田輝星選手。

この試合では、秋田県予選から甲子園の決勝まで11試合で1517球を投げた疲れを考えてか、先発投手ではないという報道もあった。

それでも、少しでも吉田選手を見たいという女性ファンが球場を訪れた。

試合前に、吉田投手は子どもたちと交流する野球教室「侍ジャパンキッズアカデミー」に参加。

仲良くランチを食べていると、男の子から「好きな食べ物は何ですか?」と問われ、吉田選手は「チョコバナナです」と答えていた。

一方、「嫌いな食べ物は?」と聞かれ「たまごです」と答えると周囲は驚きの声をあげていた。

的あてゲームでは吉田選手が投げたボールが見事に命中するなど、試合には見せない無邪気な笑顔をのぞかせていた。

吉田選手はあの“王子“に似ている?
大学日本代表との壮行試合では、吉田選手は一塁コーチャーを担当。

自由席のファンたちは開場と同時に、なるべく良い席をとりたいとダッシュしたり、チケットは完売で当日券の販売はなかったが、球場に駆け付けたファンもいた。

また、客席には大きな望遠レンズをのぞかせて写真撮影に挑む女性ファンたちの姿もあった。

試合後のファンたちは「かっこよかったです」や「後ろ姿が見れました」と大満足の様子。

一挙手一投足が注目される吉田選手の魅力を静岡から来た女性ファンは、「マウスピースの白い感じの笑顔がカッコよくて好きになりました」と話していた。

試合中に吉田選手が使っている白いマウスピースは、歯を食いしばった時に歯が欠けてしまったことから着用することになったという。

全力で校歌を歌うときも白く目立っていた。

スポーツジャーナリストの田尻賢誉さんは「ものまねで周りを笑わせるのが好き。チームメイトだったり、内輪でしか分からないネタをするのが得意」と明かした。

その吉田選手は今、かつて甲子園をにぎわせた“ハンカチ王子“こと斎藤佑樹投手に似ていると話題になっている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180829-00010003-fnnprimev-spo
8/29(水) 13:47配信