◇第100回全国高校野球選手権記念大会 日大三1―2金足農(2018年8月20日 甲子園)

 日大三は優勝した11年以来7年ぶりの決勝進出は果たせなかった。

 金足農・吉田の前に再三走者を出しながらも1点止まり。小倉全由監督は「良い投手だった。まっすぐは多くなくて、スライダーとスプリットで低めに集められてしまった」と悔やんだ。

 低めを捨てる作戦をとったが、高めも思わず振らされる場面が多く「速くてキレが良いからなかなか指示通りにいかなかった」と振り返った。

 主軸の大塚も「捕手のリード通りに投げられる投手のすごさを見た」、6番に座った高木は「どんどん投げてほしかったが、タイミングをずらされて悔いが残った。今まで見てきた138キロと吉田の138キロは質が違う。こういう投手がプロに行くんだなと思った」と脱帽した。

 日置主将は「監督さんと一緒に日本一になると思ってやってきた。本当に悔しいです」と悔し涙を流した。

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