◇第100回全国高校野球選手権記念大会第7日・1回戦 八戸学院光星9―8明石商(2018年8月11日 甲子園)

第100回全国高校野球選手権記念大会第7日は11日、甲子園球場で行われ、第2試合は八戸学院光星(青森)と
明石商(西兵庫)が対戦。一時は6点差を追いついかれた八戸学院光星が、延長10回に振り切って9―8で競り勝ち。
2年ぶりとなる夏1勝を挙げた。

八戸学院光星は初回2死三塁、4番・東がチェンジアップを振り抜いて先制となる右越え2ラン。県大会では初戦の
2回戦から全5試合連続で初回に得点した打線が、聖地でも躍動すると、2回には1番・近藤、2番・竹岡の連続適時打や
敵失などで4点を追加。4回にも竹岡の適時打で加点した。

直後に4点を返されリードが2点に縮まると、直後の5回に先頭の東が今度は右中間へのソロ本塁打。7回に同点に
追いつかれたが、迎えた延長10回2死一、二塁、3番手としてマウンドに上がっていた中村が左前にはじき返して
熱戦にけり。チーム夏通算20勝目を引き寄せた。

2回途中から2番手・福谷をマウンドに送る早めの継投などで勝機をうかがった明石商。4回までに6点のリードを許しながら、
7回には同点に追いついて試合を振り出しに戻したが、最後は3番手の1年生、中森が打たれた。地方大会3年連続決勝敗退から
勝ち取った初の選手権での初勝利はならなかった。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180811-00000088-spnannex-base