8/1(水) 15:14配信
村田「潔く辞めましょう」、ボクシング連盟批判

 日本ボクシング連盟の助成金流用問題で、ロンドン五輪金メダリストで世界ボクシング協会(WBA)ミドル級王者の村田諒太選手(帝拳)が1日までに、自身のフェイスブックで「そろそろ潔く辞めましょう、悪(あ)しき古き人間達(たち)、もうそういう時代じゃありません」などと日本ボクシング連盟を批判した。この問題では、都道府県連盟幹部ら333人が日本オリンピック委員会(JOC)などに告発しており、スポーツ庁が調査に乗り出している。

 7月27日付の告発状によると、流用されたのは2015年度、日本スポーツ振興センター(JSC)からリオデジャネイロ五輪男子ライト級に出場した男子選手に交付された助成金240万円の一部。同年6月頃、日本ボクシング連盟の山根明会長が男子選手に他の選手2人の名前を挙げて「3人で分けなさい」などと指示し、男子選手は「絶対的存在である山根会長の意向に背いて選手生命が絶たれる」ことを恐れ、従った。JSCの助成金は国費が充てられ、流用が禁じられている。

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