ガンバ大阪は31日、レノファ山口FCのMF小野瀬康介が完全移籍で加入すると発表した。今季は25試合10得点を挙げ、山口の上位進出を牽引していた。

 1993年生まれの小野瀬は横浜FCアカデミー出身。2011年にトップ昇格し、6年間プレーした後、17年から山口に移籍していた。G大阪の公式サイトを通じて、「ガンバ大阪というクラブの一員になれたことをとても嬉しく思います。チームの勝利に少しでも貢献できるよう全力で頑張ります」と意気込みを述べた。

 また、山口の公式サイトでも声明を発表。「このようなタイミングにもかかわらず送り出してくれた霜さんをはじめスタッフの皆さん、チームメイトのみんなには感謝しています。そして、サポーターや山口県の皆さま、無愛想で生意気だった僕にもかかわらずいつも暖かい声援をありがとうございました。

 皆さまの声援があったからこそ、苦しいときも最後まで諦めずに頑張ることができました。山口のサポーターの皆さまとこれからもJ1昇格に向けて一緒に戦いたい気持ちもありとても悩みましたが、新たな環境でチャレンジすることを選びました、一年半という短い間でしたが本当にありがとうございました!」と感謝の気持ちを伝えている。

 さらに山口は河村孝代表取締役社長、霜田正浩監督もコメントを発表するという異例の待遇に。「ガンバ大阪という歴史あるクラブから必要とされる選手が出てきてくれたことは大変嬉しく思います。本人の意思を尊重し、送り出すことにいたしました」(川村社長)、「今までの活躍に感謝し、次のステップアップを心から応援したい」(霜田監督)と温かく送り出されているようだ。

7/31(火) 17:05配信 ゲキサカ
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