【芥川賞】候補作「美しい顔」に類似表現 選考委員からは「盗用にはあたらないが、自分なりの表現に昇華していく努力が足りなかった」
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
芥川賞候補作に類似表現 選考委員から「昇華の努力不足」
2018年7月18日 23時05分 NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180718/k10011538941000.html
北条裕子さんの「美しい顔」が掲載された「群像」6月号(左)と石井光太さんの「遺体」
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20180718005384_comm.jpg
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180718/K10011538941_1807182307_1807182308_01_02.jpg
作家の北条裕子さん
https://www.hochi.co.jp/photo/20180709/20180709-OHT1I50143-L.jpg
http://gunzo.kodansha.co.jp/upload/gunzo.kodansha.co.jp/images/shinjin/hojo_yuko.jpg
今回の芥川賞で候補作の1つに選ばれていた「美しい顔」に、ほかの作品とよく似た表現があるにもかかわらず参考文献として記載していなかったことについて、
選考委員は「いわゆる盗用にはあたらない」としつつも、「自分なりの表現に昇華していく努力が若干足りなかった」と説明しました。
今回の芥川賞の候補作に選ばれ、受賞はならなかった北条裕子さんの「美しい顔」は、東日本大震災で被災した女子高校生が主人公で、北条さんは被災地を一度も訪れずにこの小説を書き上げました。
芥川賞の候補作に選ばれたあと、震災のルポルタージュ作品などとよく似た表現があるにもかかわらず、
参考文献として記載していなかったことが明らかになり、出版社や北条さん本人が謝罪する事態となっていました。
18日、芥川賞の選考会のあとの記者会見で、選考委員の1人の島田雅彦さんは、この作品についても言及し、
「いわゆる盗用にはあたらない作品だと選考委員の間で確認した」としたうえで、「そうだとしても、参照や引用した作品への態度や誠実さは問題になると思う。
事実の吟味や自分なりのフィクションとしての表現に昇華していく努力が若干足りなかったのではないかという意見があった」と話しました。
その一方で、フィクションの書き手が実際の災害をテーマに作品を書くことについては、「震災そのものを扱う小説はなかなか書きにくいという暗黙の認識が作家にはあると思うが、
それぞれにフィクションとしての装置を独自に工夫して、震災体験を間接的に書こうとするものだ」と語り、
北条さんの作品について「そういう意味では、個々の良心に委ねられる問題を改めて意識させた、すごく教訓深い作品だった」と振り返りました。 おほお〜w これは楽しみお乳!
スケベどころの詰め合わせ、もはや看過はできませえ〜ん!
時すでにおまんこ エッチに門限、ありません! 日本人って切腹しなくなってから往生際が悪くなったよな これが盗用でなければ何が盗用というくらいの類似だろ 島田雅彦wwww
小説家なんて人間の屑ばっかしだな 自分なりの表現に昇華していく努力が足りなかったwww
そっくりそのままはイカンてかwwww
画像きもいな、出すな 言えてるね
文学的表現力がなかったら
事実だけを述べたノンフィクションだけあればいいわけで
存在価値なし 盗用と気づかなかったと素直に認めると、面子がつぶれるとか何か困るのかね?
選考委員のこの意味不明な言い訳は何だろうな; 引用元や参考を書かなかったというレベルではないだろ? (´・ω・`) 潔く分かってるな?
何が問題かって
出版社、選考委員、評論家の八百長が透けて見えたってことだよな
やっぱ話題作りとカネが優先かよと 盗用の魔女
このぐらいボケておいたほうがいいのか? (´・ω・`) どうせ過疎スレだしw
>フィクションとしての表現に昇華していく努力が若干足りなかった
意訳「盗むならバレないようにいじれ、このバカチンが!」 朝日系が死に物狂いで叩いていたけど競合相手に支那朝鮮人でもいたの? 盗用以前に文章が日本語として滅茶苦茶なのはいいのか 今の芥川賞なんてこんなゴミクズですよって
作者は罠を仕掛けたとも取れるな >>4
元々往生際が悪いので、切腹を制度化していたとも言える 茶川もどこぞの漫才が花火とやらですっかり衰退、兆候は以前からか、ネトウヨもマンガしか見ないし出版界は太宰斜陽w ここでも無理やり女性のアイコンをでっち上げようとして見事に周りを巻き込んで派手にすっ転んだw
本当に見苦しい連中だ >>25
特に謝らない女性には切腹は課せられていなかったけどw >>27
反日左翼のオナニーに金を出して、それが更なる反日活動資金になるから
その上、フェミニストのような性差別主義者が入り込んでいる出版界はもう終わっている
アファーマティブ特権所有者が恣意的に振舞うだけで真面なものは何も生み出せないでいる >>1
「いわゆる盗用にはあたらない作品だと選考委員の間で確認した」
「自分なりの表現に昇華していく努力が若干足りなかった」
バレないようにうまく誤魔化しとけや、ってことですね
選考委員の総意、ってことになるけどいいのか?それで そんなモンが候補に上がった時点で
芥川賞を貶めてるよ選考委員共は いかにも被災地行かずに被災地題材のものを書き題材盗用して賞貰おうとしそうな顔 >>1
>北条さんは被災地を一度も訪れずにこの小説を書き上げました
・・・・・・・バカかな? 昇華してないけど盗用じゃないって意味が分かんないんだけど 参考文献とかって普通、統計とかの参考であって
文面そのものを参考にするのはパクリだろ
小説の出だしに無断で「吾輩は猫であります。名前はまだ無いです」って書くようなもの ここまでのパクリならOKってことでいいのか?
もし相手に訴えられても芥川賞の選考委員会がここまでならパクリじゃないと言っています
と示したら裁判の時勝訴できるの?
万が一負けた場合、芥川賞の選考委員会を逆に訴えてもいいのか?
ちょっと本当に重大な所だから明確な基準を示してくれないかなw >>42
ノンフィクション作家のところに菓子折りの一つでも持って、挨拶に行ってりゃあなぁ
本人も編集もそういう一般常識とはかけ離れたところで暮らしてるんだろな ほのかに似ているとか、言い回しの類似ではなく
そのまんま写真で写したような文字列に盗用もクソもあるかアホ
書く(写す)方は最高にアホだが、発覚した後に言い訳する選考もアホだな 盗用じゃないと
選考委員が忖度している
選考委員が世間以上に厳しい態度をしなければ
こういうズルいの減らないと思うけどな 盗用ではないとか苦しそうなコメントだけど
これって出版社のメンツを立てただけじゃね? 白人コンプレックスかと思うような異常な整形顔増えたよな
日本画の女流画家とか枕営業してレイプされたと騒いでる自称ジャーナリストとか
盗作したり枕営業したり狡いやり方しないと整形メンテナンス費用稼げないからな 2名無しさん@恐縮です2018/07/19(木) 03:17:33.14ID:FX0vpZsw0
おほお〜w これは楽しみお乳!
スケベどころの詰め合わせ、もはや看過はできませえ〜ん!
時すでにおまんこ エッチに門限、ありません!
3名無しさん@恐縮です2018/07/19(木) 03:18:00.98ID:FX0vpZsw0
すみません
誤爆しました >>30
漢字が読めないから書籍はおろか新聞も見ない、日本人であることだけが誇りのネトウヨは野党の悪口だけで人生楽しいか?そんなだから彼女も出来ないかw 板垣巴留の「BEASTARS」って
ジョージ秋山「ラブリン・モンロー」のオマージュだよね、どう考えても
先に読んでたら気づく「ラブリン・モンロー」の薄めた作品って感じ
パクリでなくアイディアをオマージュさせてもらった、と言えばいいらしい > 18日、芥川賞の選考会のあとの記者会見で、選考委員の1人の島田雅彦さんは、この作品についても言及し、
>「いわゆる盗用にはあたらない作品だと選考委員の間で確認した」としたうえで
島田雅彦って何歳だ?もう痴呆始まった? >>6
まあ文芸ムラだからな 身内を批判したりしない >>27
又吉は二作目とオリジナル脚本がクソだったw
作品構成がド下手 >遺体-震災、津波の果てに』が、第34回講談社ノンフィクション賞と
第11回新潮ドキュメント賞にノミネート wikiより
ってことらしいから多くの人間が見てそうな本だからパクるつもりはなかったんだろ
だってすぐばれるからなw
海外で出版するとかなら 日本人は見ないだろう・・・
ばれないからパクっちゃえって思うかもしれんけど いわゆる盗用にはあたらない、と言いつつ、自分なりのフィクションとしての表現に昇華していく努力が若干足りなかった、ということは、引用したノンフィクションの表現の要素が残っていた、ということでしょ。
つまりいわゆる盗用じゃん。 自分なりの表現じゃないのに有力候補になってしまうのね 問題なのは書いた本人ではなく、第一次、2次、第三次、最終審査と色々あるのに、それでも選考委員会が気づかず新人賞に選んでしまったこと。選考委員のコメントも良いコメントばかりだし、プロ集団なのに全く気付いてなかったのでしょうね 自分なりの表現に出来ていず
引用でもないとなるとそれはやっぱり盗用なんじゃないですかねぇ 選考委員は盗作見抜けなかったからそりゃそう言うだろ 被災者の手記は淡々としている
そこに北条氏は「ぜいたく」「偉そうに」などと
東京からテレビを見ていた時のバイアスがかかった第三者的な加筆をしている
丸パクリより悪質な引用方法だねこれは まとめサイト並みのコピペでも盗用には当たらないのか・・・ 意味:もっと努力しろ。俺はバレないようにやっている 立場的に仕方ないのかも知れんが、
選考委員もパクリ=参考文献に加担してしまったな
村上龍は関わらないで正解だった 料理研究家の服部先生が、調理師免許をもってないということをワイドショーの馬鹿どもが問題視したことがあったのよ
梨本勝なんか「裏切られたという気持ちでいっぱいです!」なんて芝居がかった調子でさ
いや、何を裏切られたんだよw
ちょっと考えれば、料理評論という行為と調理師免許の有無とは関係ねえとわかるだろ
あいつら理屈もなんにもないんだよね
今回の件も、どんなに法律的にも道義的にも問題はないと説明してやっても、
ー@この作家はパクリをした Aパクリは悪 Bこの作家は悪ー
この情緒的3段論法でもって、「パクリ作家を許すな〜!ウギャアア、ウゲエ、ウゴオオオ!!!」
と発狂しているキチガイばっかり
論理的な会話が成立しないの 昨日のニコ生の番組で興味あったのは、
新人賞で該当者無しの時の選評の暗さがすごいらしいので
図書館で探してみようと思った 争っても盗用には当たらんからな
心情的には被災地に住んだことも行ったこともない小娘が想像と他人のノンフィクションを参考に書いたお涙頂戴小説なんてなろう転生以下の感動オナニーでしかないと思うが プロも素人も関係なく
他人の書いた文章を切り刻んで繋げて
パッチワークしまくれば
賞レースに参加できるんだな 選考委員とかもう全部茶番だろ…メディアミックス失敗で乙っしたw 出版社間の話し合いで決めるはずが
よけいなこと言う馬鹿がいたから 今後、同じことしても盗用じゃないと言い張れるわけだ。
結構深刻な話だけど当事者に自覚無いのがすばらしい。 小説って作者の人生を評価するところがあるから
実体験に基づかない想像を小説と呼ぶのは疑問だわ
想像の地獄なんて本当の地獄を味わってきた人間からすればお笑いでしかないただのラノベじゃん
調べれば誰でもかけるようなものならそこらのガキでもできる ★改訂版対照表★ver.7
■美しい顔
それぞれのリストには番号がつけられていて、その横に名前、身長、体重、所持品、手術跡といったことが書いてある。今現在でわかっている限りの情報だという。
■遺体
紙にそれぞれの遺体につけられた番号が記されており、その横に名前、性別、身長、体重、所持品、手術痕などわかっている限りの情報が書かれているのだ。
□美しい顔
「今日までに見つかっている遺体はこれがすべてです。お母さんと思われる特徴の番号があれば、みんなここに」
彼は小さな紙切れと鉛筆を手渡した。
「あとで実際に目で見て確認していただきますから」
壁の遺体リストに記載されている特徴にはかなりの違いがあった。すでに身元が特定され住所や勤め先の会社名まで記してある番号もあれば、
〈性別不明〉〈所持品、衣服なし〉としか情報が載っていないものもある。〈年齢三十歳〜六十歳〉とものすごい幅のあるものもある。
□遺体
「今日までに見つかっている遺体はこれがすべてです。ご家族と思われる特徴のある方がいれば何体でもいいので番号を控えて教えてください。実際に目で見て確認していただきます」
家族たちが食い入るように見つめる。死亡者リストに記載されている特徴にはかなりの違いがあった。すでに名前や住所まで明らかになっているものもあれば、
波の勢いにもまれて傷んでしまっているために「年齢二十歳〜四十歳」「性別不明」「衣服なし」としか情報が載っていないものもある。
■美しい顔
隙間なく敷かれたブルーシートには百体くらいはあるだろう遺体が整列していて私たちはその隙間を歩いた。すべてが大きなミノ虫みたいになってごろごろしているのだけれどもすべてがピタっと静止して一列にきれいに並んでいる。
■遺体
床に敷かれたブルーシートには、二十体以上の遺体が蓑虫のように毛布にくるまれ一列に並んでいた。
□美しい顔
大きなビニール袋をかかえてすれ違う警察官からうっすらと潮と下水のまじった悪臭が流れてくる。
□遺体
遺体からこぼれ落ちた砂が足元に散乱して、うっすらと潮と下水のまじった悪臭が漂う。
■美しい顔
その中心にいる白衣の医師は県警からの特別な検視官だろうと思っていたのによく見れば幼少時代から世話になっている顔なじみの町医者であった。
■遺体
よく見ると、その医師は県警から派遣された専門医ではなく、近所で古くから開業している医院の院長だった。
□美しい顔
あちらこちらで毛布の隅や納体袋のチャックから、ねじれたいくつかの手足が突きだしていた。
□遺体
毛布の端や、納体袋のチャックからねじれたいくつかの手足が突き出している。
■美しい顔
なぜ警察も自衛隊も助けに来てくれない。日本はどうなってしまったんだ。
■3・11慟哭の記録
なぜ警察も、自衛隊も助けに来てくれないのか、日本はどうなってしまったんだろうと思いました。 >>73
服部先生は調理師でもなく料理「研究」家でもなく料理「評論」家だから
別にもってなくていいと思うけど
その例えと今回のものは全然違うね 盗用に関しては「他人事じゃない」というのがあるのかもねw
どんなに注意を諭しても無くなりはしないだろうし、関わった過去作品を「ほじくり返してもらいたくはない」が故に
フォローはしといたよwという感じか □美しい顔
そろそろ一度も自宅に帰らずにいるのも限界と言って無理やり出ていく人がある。
だけど遠くまで行けば胸まで泥水に浸かることになる。着替えはない。泥を落とす水もない。
つまり行けばもう戻ってこられない。家も残っているのかはわからない。
道は泥水で底が見えずマンホールのふたも空いているという。
それでも自宅へ向かう人がいる。行った人の安否はわからない。
□3.11 慟哭の記録
そろそろ一度も帰らずにいるのも限界が近づいてきていて、
私の職場の人も一人、二人と、水がまだ胸まである中、矢本まで徒歩で帰りました。
市内が全域冠水しているので、一度濡れたら着替えもないし、泥を流すこともできないので、
体育館へ戻る事はしないで、絶対に家までたどり着く決心で出発して行きました。
後で聞いたら、下が見えないので、側溝のふたが水圧で外れていたのがわからずに落ちてしまい、危なく溺れる寸前だったり、 何かを踏んで足の裏を切ったりしたそうです。
■美しい顔
それは空の暗い日だった。
朝から時折雪がはらはらと舞ってきていた。
最初に誰かが波が見えると言った時、私には何も見えなかった。何回か海の方を見たけれど、海の境と空の境がよくわからなかった。とても静かだった。
■3.11 慟哭の記録
するとその中の人が「波が見える」と言い始めました。私も見たのですが、雪が降っていて空が暗く、海の境と空の境がよく見えなかったのですが、白い煙のようなものが見えたのです。
(中略)
すると間もなく「シャバ、シャバ、シャバ」と音が聞こえてきました。絶え間なく聞こえてくるのですが、とても静かなのです。
□美しい顔
「お母さん?この避難所にはいないはずだよ。キョウカさんがもしいれば誰よりも働いてくれるだろうからすぐにわかると思うけど」
(中略)
看護師をやりながら日頃から町内会やPTA、福祉関係のボランティアに走り回り、いつも他人のために尽くしてきた母を、みな、いればすぐわかるはずだと言った。
□3.11 慟哭の記録
「お父さん見つからないの?」「お母さん見てないよ」「お父さんが避難していたらすぐわかると思うけど、見かけないよ」という情報ばかりだった。
私の父は数年前まで町内で自営業を営んでいて、私たちが小さい頃はPTAやら、体育協会などで活動していたので、町の人たちには顔なじみの父だった。
「お父さんが避難所にいたら率先して働いてくれると思うから絶対わかるけど、見かけないよ」
■美しい顔
近所のおばさんが「仮埋葬になるかもしれないっていうのよ。火葬場がぜんぜん動かないって。めども立たないんだって。
だけど自分の子どもを土に埋めて砂をかけろっていうの。私は埋葬なんて絶対にいや。絶対にいやなのよ。だから今何か方法がないか探しているのよ」と言ってるのに
■3.11慟哭の記録
父が見つかってから町の係の方に「ご遺体をどういたしますか?」と尋ねられた。(略)
そんな私の気持ちを察したのか、係の人が現状を話してくれた。
県外の火葬場しか稼働していないこと。その火葬場も大変混んでいて、いつまで待てばいいのかもわからないこと、
町では仮土葬の方針であること……「仮土葬」……うちの両親たちをそんなことにさせてたまるか!土に葬るのだ。(略)
自宅に戻ってから仮土葬以外の方法を探した。何の知識も伝もないのでインターネットで調べた葬儀社を紹介してくれる企業に電話で相談してみた。 □美しい顔 P.25〜26
五日間、本当にどこからも救助はこなかった。一切の情報もなかった。他の地域のことも噂としてしか入ってこない。
ラジオもこの地域のことは何も言わない。
(略)
そんなときだった。
この体育館に、東京のテレビ局の腕章をつけた人がカメラを持って現れたのだ。
それが、すべてのはじまりだった。
外部の人がはじめて入ってきた、これでようやく情報がもらえる。そう思って私たちは飛びついた。
するとマイクをあてがわれたのは私たちのほうだった。
しかし、私たちには、悔しいとか屈辱的だとか、そんなぜいたくな気持ちを抱いている暇などなかったのだ。
被災者こそがまず真っ先に情報を得る権利があるんだなどということを偉そうに言ってる暇はこれっぽっちもなかったのだ。
命がどうなるかということを前にして人間としての尊厳などそんなものにこだわる暇はこれっぽっちもなかったのだ。
□3.11 慟哭の記録―71人が体感した大津波・原発・巨大地震 P.93
二日目、体育館の入り口に壁新聞が貼られました。新聞の内容は私達が聞いているウワサと、大体同じ内容でしたが(略)
何の情報もないので信じるしかなく
(略)
四日目、やはりこの日も救援に来る人は誰もなく、どこかの人が好意で少ない食料を分けてくれるぐらいでした。
(略)
石巻は宮城で二番目に大きな町なのに、ラジオから聞こえてくるニュースは他の地区の被害ばかりで、
私たちの状況がこんなに大変なのに何の報道もされない事に憤りを感じていました。
そんな所へ腕に新聞社の腕章をつけカメラを持った人が体育館に現れたのです。
友人は写真を撮ることに怒っていましたが、私は、私達の状況を早くみんなに知らせて助けに来て欲しいと思いました。
しかし少し時間が経つと今度は、私達には何の情報もないのに取材されて、私達にも情報を得る権利がある、
そんなふうに思えてきて思わず記者に声を掛けたのです。
「私達は何の情報もないのです。何故助けが来ないのか?古い新聞でも良いので体育館へ届けて欲しい」。
すると記者は「私達では判断できませんが、上の者と相談します」と言い残し体育館を去りました。
■美しい顔 P.51
店とはいえ他人の家なのにみんなどんどん入っていく。それが盗みだ、ということに私は気付かなかった。いや気付いていたのかもしれない。
でも悪いことだとは思わなかった。
(略)
私はそれを、悪いことだとは感じていなかった。なぜだろう。なぜだったろう。そのときにはわからなかった。でも今になってようやくわかる。
それは、単に、生きようとすることが良いことだからだ。盗むことを迷いもしなかったのは、生きることに迷いもしなかったからだ。
■3.11慟哭の記録 p.111
その日の帰りに近くのドラッグストアに盗みに入った。誰かが裏口のドアの鍵を壊したのだろう。
たくさんの人が店内から使えそうな物を持ってきていた。私も入った。
この震災で私は、普段当たり前のように金を出せば手に入る物が買えなくなる恐怖、つまり物がただなくなっていく恐怖、飢餓への恐怖を嫌というほど思い知らされた。
だからこの時も、ただ「生きたい」という感情のみで動いてたと思う。悪いことをしていると考えないようにしていた。 よく見つけるね
俺なんか全然本読まないから騙されちゃうな
まあどうせ盗作も読まないんだけど リベラルおじさんが正義の味方気取りで擁護してて気持ち悪かった
詩織応援団とメンバー被りすぎ 普段左翼の選考委員のじじいもこういう時は自己保身のために盗作なんて認めさせないだろうしな 騒がれなかったらそのまま芥川賞とらせてたのか気になる そんなことよりワセダ文学のセクハラ教授はどうなったの ネットで公開されている小説見たら、確かに盗作とは違うって感じだった
ただ、もう小説の存在意義って無くなったんじゃないのかなと
ラノベみたいな空想の産物ならともかく、リアルな話を読みたければノンフィクションで十分でしょ
昔はノンフィクションの技法や書き手が乏しかったから小説にその代替が求められていただけ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています