ガーディアン紙が各試合の平均採点を掲載、香川は「7.67」を獲得

 サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会はフランスの20年ぶり2度目の優勝で幕を閉じた。多くのスター選手が躍動したが、英紙「ガーディアン」は試合に出場し、採点対象となった全選手の平均採点を掲載。日本ではMF香川真司が「7.67」でトップ。また、全体トップはアジア人選となっている。

「ワールドカップ2018プレーヤーレーティング」と題した記事では、今大会の736選手のうち試合に出場し、なおかつ採点対象となった選手を抽出。出場試合の平均による採点を公表している。16強に進出した日本で堂々1位に輝いたのは、香川だった。

 PKで先制ゴールを奪った1次リーグ初戦のコロンビア戦は「8」、2戦目のセネガル戦は「7」、3戦目は出場なしで対象外となり、決勝トーナメント1回戦のベルギー戦は「8」と3試合いずれも高い評価を受け、平均点は「7.67」で日本勢トップとなった。

 もちろんチームの結果、試合数にも左右されるが、FWクリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル)の「7.25」、FWリオネル・メッシ(アルゼンチン)、FWネイマール(ブラジル)の「6.0」、優勝の言動力となったFWキリアン・エムバペ(フランス)の「7.43」など、スター選手も上回る結果となった。
「8.67」で全選手トップとなったアジア選手は?

 今大会ブレイクしたMF乾貴士はゴールを決めたセネガル戦、ベルギー戦は「8」と高い評価を受けたが、時間稼ぎで波紋を呼んだポーランド戦はフィールドプレーヤー全員が「4」と厳しい採点されたこともあり、「6.75」の日本勢5番手にとどまった。

 栄えある1位はアジア人となった。イラン代表GKアリレザ・ベイランバンドだ。1次リーグ敗退で出場試合は3試合と少ないが、第3戦のポルトガル戦ではロナウドのPKを止めるなど「8,9,9」と3試合ともに高い評価を受け、「8.67」で採点対象選手で最も高い点数となった。

 すっかり日本でもおなじみとなった選手採点。活躍の度合いを示すものとしてサッカーファンを楽しませる一つの要素となっている。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180718-00030105-theanswer-socc