●日本に劣勢を強いられるも壮絶な打ち合いの末に逆転勝利

日本代表は現地時間2日、ロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦でベルギー代表に2-3と惜敗。FIFAランキング3位の優勝候補をあと一歩のところまで追い詰めたが、初のベスト8進出は果たせなかった。ベルギー代表の司令塔を担うMFケビン・デ・ブライネは、予想外の苦戦を強いられた日本戦について「レッスンを受けることができた」と語っている

 ベルギーは後半3分にMF原口元気、同7分にMF乾貴士にゴールを奪われ、2-0とリードを許した。しかし、そこからギアを上げて怒涛の反撃。後半24分、同29分、そしてアディショナルタイム4分と日本のゴールネットを揺らし、壮絶な打ち合いを制した。

 デ・ブライネは決勝点の場面、自陣でGKティボー・クルトワからボールを受けると、そのままスピードに乗ったドリブル突破でカウンターを発動。右サイドにパスし、途中出場のMFナセル・シャドリのゴールの起点となった。

 優勝候補ベルギーにとっては、FIFAランキング61位の日本にあわやアップセットを食らう窮地に追い込まれたが、デ・ブライネはこの苦戦も改めて気を引き締める好機としてポジティブに捉えているようだ。英サッカー専門誌「フォー・フォー・トゥー」オーストラリア版がコメントを伝えている。

「僕たちは、対戦した日本からレッスンを受けることができただろう。それをブラジルとの試合で役立ててみせるよ。できる限りW杯の舞台にとどまりたい。ブラジルをノックアウトしてね」

 プレミアリーグで独走優勝を果たしたマンチェスター・シティの中心選手であり、現在世界屈指のゲームメーカーと評されているデ・ブライネ。日本戦で学んだ教訓を、ベスト8で顔を合わせる王国ブラジル戦に生かすことができるだろうか。

ZONE 7/3(火) 20:20配信
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写真
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2018/07/03(火) 21:45:17.21
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