7/3(火) 13:18配信
 サッカーのワールドカップロシア大会で、初の準々決勝進出を逃した日本。兵庫県内の関係者やファンも、興奮冷めやらない様子で熱戦を振り返った。

 先発でフル出場したDF昌子源選手(25)=神戸市北区出身=の母直美さん(55)は、神戸・三宮のスポーツバーで観戦。試合後、ピッチに両手をたたきつけて悔しがる息子の姿に「試合に出場できて、チームもベスト16まで進出して、本当に喜ばせてもらった」とねぎらう一方、「もう1試合くらい見たかった」と漏らした。

 集大成として臨んだ同市垂水区出身のMF香川真司選手(29)も、2点目をアシストするなど貢献。プロにスカウトしたJ1セレッソ大阪の小菊昭雄コーチ(42)は「試合後の表情は、全ての力を出し切ったようだった。不完全燃焼に終わった前回大会からの成長を感じた」とたたえた。

 友人らと飲食店で観戦した同市中央区の大学生(21)は、ハイタッチを繰り返して大盛り上がり。逆転負けの結果にも「監督や選手の勝ちにこだわる気持ちが伝わってきた。次回大会が待ち遠しい」と目を輝かせた。

 突然の監督交代など、前評判が高くない中での決勝トーナメント進出を評価したのは、同市兵庫区の会社員(43)。「西野朗監督の就任から約3カ月でよくまとまったと思う。攻める姿勢もよかったが、ベルギーが強かったので仕方がない」と話した。(有島弘記、長江優咲、末吉佳希、吉田みなみ)

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