【音楽】「君は天然色」「LOVE LOVE LOVE」、過去の名曲を“再利用”、制作担当者が明かすCMソングの変化とは?
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2018-06-16
最近、テレビCMで懐かしい歌が流れることが多い。たとえば、DREAMS COME TRUEの「LOVE LOVE LOVE」、映画主題歌だったYEN TOWNBANDの「Swallowtail Butterfly〜あいのうた〜」。
サントリー『金麦〈糖質75%オフ〉』のCMで流れる故・大滝詠一さんの「君は天然色」などは、なんと5度目のCM起用となる。
すでにドラマや映画、他のCMソングに使用され、一定のイメージが付いた既存曲。それが今、あらためて“再利用”されるメリットとは? CM制作担当者がその背景を明かす。
■CM発の爆発的ヒットは減少? 一方で目立つ楽曲の“再利用”
90年代から2000年代はじめにかけて、CMから多くのヒット曲が生まれた。
『カメリアダイヤモンド』の相川七瀬「恋心」、『アルペン』の広瀬香美「ロマンスの神様」、『JR Ski Ski』のglobe「DEPARTURES」、『JAL沖縄旅行』キャンペーンの米米CLUB「浪漫飛行」など、枚挙に暇がない。
CM起用を機にブレイクし、ミリオンアーティストが生まれた例も多い。
ここ数年もCMをきっかけに話題になる楽曲は多く、ホンダ『ヴェゼル』に起用されたSuchmos「STAY TUNE」はその一例だ。
またSHISHAMOやWANIMA、竹原ピストルらはCMソングとなったことで認知度を上げ、2017年の『NHK紅白歌合戦』に出演を果たしている。
だが今、そんな新しいCMソングをよそに注目を集めているのが、過去にも別のCMやドラマ等で聴きおぼえのある既存曲の“再利用”だ。
■誰もが知るドラマ・映画主題歌も再利用、大滝詠一のあの曲は何度目か?
DREAMS COME TRUEの「LOVE LOVE LOVE」(1995年)は元々TBS系ドラマ『愛していると言ってくれ』主題歌としてヒットしたが、現在スバル『インプレッサ』CMソングに起用されている。
同じく同社では、コブクロの「君という名の翼」(2006年・テレビ朝日系ドラマ『レガッタ』主題歌、『JAL先得割引』CMソング)が『レヴォーグ』CMに。
また映画『スワロウテイル』の主題歌として制作されたYEN TOWN BANDの「Swallowtail Butterfly〜あいのうた〜」(1996年)は、22年後の現在ライオン『ソフランアロマリッチ』CMソングに起用され、再び耳目を集めている。
そして、とくに多く“再利用”された楽曲のひとつが、故・大滝詠一さんの「君は天然色」。
現在サントリー『金麦〈糖質75%オフ〉』CMソングとしてオンエアされているが、これまでにキリン『生茶』(2004年)、アサヒビール『アサヒSlat』(2010年)など飲料系を中心に通算5本のCMに起用されている。
大滝さんの名盤『A LONG VACATION』(1981年)に収録された「君は天然色」は、CMソングとしても時代を超えて支持されているのだ。
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■CM制作者が明かす、既存曲を使用するメリットとは?
すでに別の商品や作品のイメージが付いた曲を、新たに起用するメリットとはどんなところにあるのか? 『金麦〈糖質75%オフ〉』のCMクリエイティブディレクターを務めた黒須美彦氏は、「懐かしい曲、聴き覚えがある曲には意味がある」と語る。
「CMソングタイアップには、新曲を使用する場合と、既存曲を使用する場合の2パターンがあります。新曲は楽曲使用料、放送使用料が安かったり免除もあったりで、使用する側としてはありがたいけど、その分、歌を聴かせたいとかサビを使いたいとか、条件も多い。
一方、既存曲は、選び方によってはターゲット世代を狙い撃ちできたり、そもそもの曲の魅力で新しい人を取り込めたり、訴求力も上がります。お金はかかるけど」(黒須氏)。
そんなCMソングだが、“使いやすさ”でいえば、「短くて印象的なフレーズがある曲」だという(黒須氏)。同CMで使用された「君は天然色」も、この条件を満たしている。
CMのターゲット層に合っていたことに加えて、これまでのCMとは違った使い方をしたことも功を奏したという。
「『金麦〈糖質75%オフ〉』は30‐40代くらいがターゲットなので、明るく軽快で、その世代にハマる曲が良かったんです。「君は天然色」は、歌や歌詞も良いのですが、とくにイントロが素晴らしく、すぐに“あの曲ね!”と伝わる。
15秒が勝負のCMにおいて、あの予兆的なイントロをうまく活用することで、ナレーションとも被らず、これまでの使われ方とは異なる新鮮な印象を残せたのかも」(黒須氏)
最近の“再利用”の増加ぶりを見ると、既存曲は使用料が安いのかと思えば、一概にそうとは言えないそうだ。「発売から時間が経っているからといって安いとは限らないですし、問い合わせてみなければわかりません」と黒須氏。
「既存曲となると、ついクライアント上層部の方の趣味嗜好に左右される可能性はあるのですが、あくまで商品のターゲットありきです。ただ、新たに楽曲を作るより既存曲のほうが安心感もあり、クライアントに納得してもらいやすい傾向はあります」。
■アーティスト側にもメリットが、古い曲が再び注目を集めるきっかけに
一方、このような“再利用”はアーティスト側にもメリットとなる。前述の「LOVE LOVE LOVE」については、SNSでも「懐かしすぎて、思わず手を止めて見入った」「つい最後までCMを見てしまう」「やっぱり名曲」「その先を聴きたくなる」と、多くの視聴者から好評のようだ。
このように、既存曲の“再利用”は、CM商品のイメージアップだけではなく、アーティストにとってもチャンス。もちろん視聴者にとっても、懐かしさに浸ることができ、若い世代は時代を超えた名曲に出会うことができるとあって、それぞれに良い相乗効果を生み出している。
だが一方で、このような“再利用”が目立つということは、テレビにおいて中年層以降をターゲットとしたCM、商品が多いということでもある。
それは間接的に、テレビで情報を得る若者が減っている、ということかもしれない。そんな状況も含めて、過去の名曲を活用する“再利用”は、今後も増えることになるだろう。新しい曲、過去の曲、どちらであっても、CMから生まれるヒットに期待したい。
(文:森朋之)
おわり 過去の名曲のようなまともに編曲できる人が死に絶えたのかな 今だにエアロやクイーン、キッスなどの曲がよくバックで流れてる。 90年代はビートルズが多かった
00年代はハイロウズ 既存曲は著作権料徴収除外申請が出来ないから
原盤使用料は安くても放送使用料が発生する
1回オンエアーすると8000円とか >>1
> 最近、テレビCMで懐かしい歌が流れることが多い
以前のヒット曲、話題曲をCMで使うとか昔からやってんじゃんw
こんな「何を今更」なのも珍しい >>1
でも「君は天然色」のイントロは確かにインパクトある。
自分が今まで聴いてきた曲の中でトップだわ なんかのCMでセラムンの乙女のポリシー流れた時は思わず反応したわ 君は天然色って若くして死んだ妹を歌った曲って聞いてから、CMで明るい感じでやっていいの?みたいな感情はある 懐メロとか良い曲なのは分かるけど使われすぎて飽きる
ヤングマンとか秀樹には悪いけど >>17
あのイントロは古臭さを感じさせないよな
いつまでも使っていけそうな気がする 広告代理店の奴らが出世して、青春時代の思い出の曲を使い出したってだけの話だろ リパブリック賛歌が多すぎる。
ヨドバシカメラの丸い緑の山手線のやつね。
WOWOWに入ろっかな♪
バイト探しはindeed♪
あともう一つ最近聞いたなあ。 LOVE LOVE LOVEの何がいいかわからない >>17
同意 邦楽では自分にとって永遠の一位だね
洋楽ではHighway Star 未だにイントロ聴いただけでゾクゾクする 今の流行曲なんて使い捨て用途でしかないからCMには向かない NHKワールドカップのテーマ曲サチモスだがほんとパクリ上手いな 若い頃ヒット曲聴く(第一次ブーム
↓
年取って曲を選べる立場になりあの頃のヒット曲採用(第二次ブーム >>22 >>28
曲の最初にいきなりダダダダダダダダダ!♪だからね。
最初に聴いたときは本当に衝撃を受けた 若いヤツを育てるって意識が無いよね。良い素材も無いんだろうけど。 UQもバルのピンクレディーはよくできてるな
やはり流行曲の力はすごい
普通に刷り込まれる 安全地帯のあの頃へとか、もっと使って欲しいな
今でも全然インパクトあるはず
当時の真田のCMで聴いた時は衝撃だった その時代の人間が、決定権を持つ立場になったって事だろ。 大瀧詠一もそうだけど宮川泰作品はいまだに
古臭くない 午後の紅茶のCMでスピッツの楓を変なねーちゃんが歌うやつは酷かったな
普通に原曲流しとけよ 炭酸飲料のCMにペパーミントブルー使えよ
サイダー’84の再利用でもいいぞ 大瀧の曲てアメリカの60年代な感じで日本語という
なんか懐かしい感じがいいんだろう、今の曲はなんかメロディーがない >>46
大滝の作品に何を今更ドヤ顔で言ってんだバカじゃねえの CMではないが、野球中継見てたら最終回にファイナルカウントダウンのイントロが流れてた
古い歌だけど、いつ聞いてもテンション上がるわ マーケティングなんだろうけど
これでもかとモンハンやドラクエのBGM使ったところで
その世代の財布の紐はゆるまねーのにな
CM企画してる連中も相当追い込まれてるんだろうなと気の毒になる ドリカムのラブラブラブはイントロだけ流れてるけどあれ聴いて、ああビートルズのパクリだったんだと気付いた 過去の名曲という点なら、クラシックだろう
クラシックは常に使われてるし、いろんな場面で聞く >>24
権利関係が最強に厳しいから意外と少ない。 その曲がヒットしてた頃は青春だった層が成長して今はCMソングを決められる地位に昇りつめているんだろうなと思う だって最近良い曲ないからCM使っても印象残らないじゃん
タイヤでデフテック知った時みたいなのがない 君は天然色を使ったCMをつなげた動画見てみたいわ。多分今までで10本以上あるんじゃないか? 古い曲ってのは、知ってる世代は懐かしい、知らない世代は目新しい場合もあるしな。 サザンとかチューブの曲よりも夏を感じさせるのが、君は天然色 米津の曲が車のCMで使われたけど全然合ってなかった 米津は正直楽曲のクオリティ低いからヒットしないでしょ
雰囲気と声だけはクセ会っていいと思うけど 車のCMのドリカムのやつ謎
ねぇどうして〜、で切れてるし
車の宣伝でどうして、って言われてもモヤモヤするわ
担当者がドリカム好きな平和なやつなんだろうとしか思わない 車のCMで思い出すのは10cc
昔の曲をCMで使うのは80年代も今も変わりない レコーダーに眠ったままで、面倒だからダビングしていなかったが クリスマスの約束の「君は天然色」をipod touchに入れるか
小田和正、水野良樹、スキマの大橋卓也、根本要の4人ボーカル&コーラス def techはマジで凄かったなあ
チャートの駆け上がり方といい最近の曲は酷すぎるね
https://www.youtube.com/watch?v=1z8lwVavDus 「君は天然色」
現在サントリー『金麦〈糖質75%オフ〉』CMソングとしてオンエアされているが、これまでにキリン『生茶』(2004年)、アサヒビール『アサヒSlat』(2010年)など飲料系を中心に通算5本のCMに起用されている。
何て言うか、節操ないよね LOVE LOVE LOVEリリース数年後にホンダが使ってだけど最近はスバルが使ってるよね。こういうの珍しい。 そお? 達郎のクリスマスイブはJRやTBCが使いまわしてたぞ
君は天然色もなんども使われてるし LOVE LOVE LOVEは車のCMとは全然合ってないよね
米津のルーザーもそうだけど >>40
碧い瞳のエリスも使ってほしい
すごいいい曲だと思う >>42
ゲバゲバ90分なんかサントラの予定もなく番組でしか使わないのにステレオ録音してたしな。
しかもオープニングとエンディングは最後30秒に提供クレジットが流れる以外そのまま使われてたし。 今売れてる歌で10年後歌い継がれてるような曲、あるか?例えば自分の人生の終わりに見える走馬灯に流れるBGMがさ 歌詞が頭に入って来ないからなぁ。
聞き終わって、1フレーズも頭に残らない曲なんて・・・ 午後の紅茶CM観てサッチモのディズニーカバー集を久々に聞き直した
ついでにシンデレラのオリジナルバージョンもビデオで見直した
魔導師ビビデイとバビディ、魔神ブーの曲な 2004の松嶋の生茶バス待ちバージョンCMとか最高だった
もちろん曲は君は天然色 テレビ見なくなったしな
CM時はトイレタイムだろ
録画だとCM飛ばすし 昔なら無駄にカバーさせてたけどその必要ないとようやく気付いた >>54
え?
ロング&ワインディングロード?
パクリとまで言えるのかな こういうあざとさがテレビ離れの原因だと、早く気づいてね ダラダラCM見る層が主婦かシルバーだし、いいんじゃない
大半の新曲はロクでもないし >>89
無いでしょ
そもそも世間一般誰もが知るヒット曲が無いから無理 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています