静岡県の山の中で女性看護師の遺体が見つかった事件。

 監禁の疑いで逮捕されたの容疑者のうち一人は名古屋市天白区に住む42歳の男で、有望な野球選手を発掘する野球ブローカーだったことが分かりました。

 監禁の疑いで逮捕されたのは、名古屋市天白区の無職、鈴木充容疑者(42)ら2人です。

 この事件は先月26日、静岡県浜松市の駐車場で看護師の内山茉由子さんが車ごと連れ去られたもので、2週間後に静岡県藤枝市内の山の中で遺体となって見つかったことで発覚しました。

 自ら警察署に出頭し逮捕された鈴木容疑者は、愛知県東栄町出身。

 中学・高校と野球に打ち込み、その後就職しましたが数年で仕事を辞め、中学野球の有望株を高校などに紹介する、いわゆるブローカーをしていました。

 「野球関係でアマチュアからプロまで関係持っているので、あの人に頼めば何かアクションが起きるのではないかと期待が持てる人」(鈴木容疑者の知人)

 「ショックといえばショック。ほんとにやったのかなと。信じられない気持の方が大きい」

 「全然会えていない。天白区に住んでいることも知らなかった」(鈴木容疑者の父親)

 鈴木容疑者は内山さんと面識はなく、インターネットの掲示板を通じて別の男と知り合い、犯行に及んだとみられています。

 調べに対し、「事件当日に別の男から犯行の計画を聞いた」という趣旨の供述をしているということで警察は15日、鈴木容疑者の自宅を家宅捜索するとともに、逮捕された2人とは別の『第3の男』が一連の犯行を主導したと見て調べています。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180615-00007341-cbcv-soci