プロ野球の衰退を決定づけたのはやっぱり2004年だろうな

プロ野球界すべての希望をかけたON日本シリーズが期待外れに終わり、サッカー
W杯が野球の遥か遠くに行ってしまった後、野球界はそれまで五輪やメジャーを
さんざん罵っていたのに、手のひらを返し、慌てて「国際路線」に打って出た
しかし華々しく旗揚げした長嶋ジャパン以来、プロが3大会も五輪に出ても
銅メダルを一度取るのがやっとという実力の無さにファンが唖然とした

まさにそのタイミングで、ファンを無視したナベツネの思いつき10球団1リーグ制の
ゴリ押し、「たかが選手が」発言、近鉄の消滅で、ファンの心がかなり折れた。
翌年、巨人戦ナイターの視聴率が10%に落ち、以後中継数が一気に削減され、3年間で
半分以下、4年後にはなんと四分の一以下にまで縮小されてしまった

それから10年以上、当時5歳だった子供がいま大学生だ

頑張っていたファンはさみだれ式に消えていって、若い世代はTV中継の激減で
野球を知らないまま育ち、新規のファンが生まれなくなった、ということかと


◆【巨人戦ナイター  総視聴率の推移】

 昨年もまた史上最低、歴代ワーストを堂々更新!
 底が見えない野球の崩壊

      中継数 視聴率 総視聴率
1999年 129試合 20.3% 2619% ]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]
2000年 131試合 18.5% 2424% ]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]   ★ONシリーズいまイチ、長島巨人日本一
2001年 140試合 15.1% 2114% ]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]   ☆サッカーコンフェデ視聴率38%
2002年 134試合 16.2% 2171% ]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]  ☆サッカーワールドカップ日本開催、視聴率66%
2003年 132試合 14.3% 1888% ]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]   ★長島ジャパン出陣
2004年 133試合 12.2% 1623% ]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]    ★長島ジャパンアテネ五輪で銅メダル、1リーグ構想、大顰蹙
2005年 129試合 10.2% 1316% ]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]   ★交流戦、アジアシリーズ開始
2006年 106試合 *9.6% 1018% ]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]    ★WBCスタート
2007年 *74試合 *9.8% *725% ]]]]]]]]]]]]]]]     ★クライマックスシリーズ開始
2008年 *61試合 *9.7% *592% ]]]]]]]]]]]]  ★星野ジャパン北京五輪で惨敗の4位  
2009年 *32試合 10.0% *320% ]]]]]]]   ★WBC2連覇 原巨人6年ぶりの日本一
2010年 *27試合 *8.4% *227% ]]]]]   ☆サッカー南アW杯で日本ベスト16、視聴率57% 
2011年 *19試合 *9.5% *181% ]]]]  ★震災後の開幕ゴリ押し大顰蹙、ハンカチ斎藤プロ入り
2012年 *20試合 *9.3% *186% ]]]]  ★巨人8冠  ☆ロンドン五輪、野球のない日本は過去最多メダル
2013年 *22試合 *8.5% *187% ]]]]  ★山本ジャパンWBCで準決勝敗退、長島・松井国民栄誉賞
2014年 *21試合 *7.8% *164% ]]]]  ★田中ヤンキースへ、「カープ女子」「アランチョ」
2015年 *16試合 *7.6% *122% ]]]   ★「空前の大混戦」「男気」「トリプルスリー」 プレミア12また3位
2016年 *13試合 *9.0% *117% ]]]   ★覚醒剤、円陣賭博、「神ってる」、DAZN・2100億円ショック
2017年 *12試合 *7.4% **89% ]]    ★小久保ジャパンWBCで準決勝敗退、大谷肉離れ、清宮ボール

2017年 年間単純平均 *7.46% (89.5/12)
2017年 年間加重平均 *7.41% (11421.0/1542、12試合・17番組)

参考 2015巨人戦デーゲーム視聴率 関東地区
 年間単純平均 *4.84%  (111.4/23)
 年間加重平均 *4.89%  (14507.7/2967、23試合・24番組)