米ESPNのペドロ・ゴメス氏が番組でレポート

 右肘の内側側副靭帯の損傷により10日間の故障者リスト(DL)入りしたエンゼルスの大谷翔平投手。7日(日本時間8日)にロサンゼルスで多血小板血漿(PRP)注射と幹細胞注射を受けた右腕は当面の間ノースロー調整を続け、3週間後の6月末にも再検査を受け、今後の治療方針を決定する見通しとなっていた。

 エンゼルスのビリー・エプラーGMは「医師からトミー・ジョン手術(TJ手術)を受けた方がいいという意見はもらっていない」としてトミー・ジョン手術、つまり右肘靭帯再建手術の可能性を否定していたが、ここにきて米ESPNでエンゼルスのレポーターを務めるペドロ・ゴメス氏が「大谷にはトミー・ジョン手術が必要」とレポートした。

 ゴメス氏が11日(日本時間12日)に米ESPNの番組内で「エンゼルスはトミー・ジョン手術を必要としないケースへの望みをもっているが、私が耳にした話を総合すると、現実問題として彼にはトミー・ジョン手術が必要だろう。まだシーズン半ばであり、大谷が最高の投手であることもあり、チームは決断していないが、現時点で状況は明るくない」と伝えてる。

 さらにゴメス氏は大谷がトミー・ジョン手術を受けた場合には「彼を再び見ることができるのはトミー・ジョン手術を経て、2020年になるだろう」と言及。今季はもちろん、2019年シーズンでの復帰も難しくなると伝えている。

 エンゼルスからは公式の発表はなされていないが、果たして大谷は本当に手術を受けることになるのか。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180612-00137069-fullcount-base