ロシア・ワールドカップのグループHで日本はコロンビア、セネガル、ポーランドの3カ国と戦う。下馬評は高くないとされる日本について、米大手メディアが分析している。

アメリカ『Sports Illustrated』は「日本は経験豊富なベテランを主軸にしてW杯に挑む」というタイトルで日本代表についての分析記事を公開した。

「日本は2014年のブラジル・ワールドカップで合計2ゴールを決めた。だが、グループステージで早期敗退を余儀なくされている。それから4年が経過し、力が均衡したグループHの中では勝ち上がるチャンスがあるかもしれない」

「日本はヴァイッド・ハリルホジッチ体制でアジア予選を勝ち抜いたにもかかわらず、指揮官を西野朗に交代し、大舞台に挑むこととなった」

「日本代表で以前から主軸を担っていた本田圭佑、香川真司、岡崎慎司らはいずれもベテランの年齢になった」

グループHの展望については「もし初戦、難敵コロンビアから勝ち点を獲得することができたら、2位で勝ち抜けるチャンスが出てくるかもしれない」と、南米の雄コロンビアから勝ち点を奪うことができたら、勝ち上がりの芽があると言及している。

記事では「日本がグループHを勝ち抜いた場合、G組を抜けてきたイングランドかベルギーと戦う可能性があるだろう。もし16強で日本がG組の強豪を倒すことができたら、準々決勝ではブラジル、ドイツ、メキシコ、スイスのようなグループE及びグループFの強豪対決するだろう」と、ベスト8までのシナリオについても触れている。

とはいえ「コロンビア相手に勝ち点1でも奪えたら2位で勝ち上がる可能性がある」という分析の通り、ポーランド、セネガル、コロンビアと同居するH組のなかで、日本はあくまでアウトサイダー的存在というのが北米メディアの見方であるようだ。

6/8(金) 17:13配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180608-00000017-goal-socc