「ワールドカップに出場する最も優れたDFベスト10」と題し、イタリア『スカイスポーツ』が27日、特集を組んだ。

ロシアW杯まで残すところあと2週間ほどとなり、イタリアメディアが出場32カ国に所属する選手の中から、最高峰のディフェンダー10名を選出。独自のランキングを発表した。中には、日本代表の対戦相手であるセネガルのDFカリドゥ・クリバリも含まれている。

ナポリのクリバリは、バイエルン・ミュンヘンのDFヨシュア・キミッヒ(ドイツ)や、チャンピオンズリーグ3連覇を果たしたばかりのレアル・マドリーDFラファエル・ヴァラン(フランス)らを抑え、第3位にランクインした。「ナポリの巨人センターバック。移籍市場でヨーロッパのビッグクラブが渇望する26歳」と評されている。

クリバリはフランス生まれで、日本代表GK川島永嗣が所属するメスの下部組織出身。ヘンクを経て2014年夏にナポリに加入。「通算164試合に出場し、8ゴールをマーク。今シーズンは5得点を記録し、中でもユヴェントス戦では際立ったヘディングシュートを披露。ナポリのスクデット獲得を信じさせた」と紹介されている。なおセネガル人の両親を持つことから、「2015年にセネガル代表の初招集を受け、これまで22試合に出場」している。

セネガルのW杯出場は2002年の日韓大会以来16年ぶりとなるが、クリバリのほか、「絶好調の(サディオ)マネ、イタリアでプレーする(エムバイェ)ニアンやケイタ(バルデ)らがおり、最高峰の国際舞台へ戻ってきた」と綴っている。日本との対戦に加え、FWロベルト・レヴァンドフスキを擁するポーランドや、FWラダメル・ファルカオらのコロンビアとの対戦も注目されるところだ。

■1位、2位はレアル・マドリー勢が独占

なおランキング2位はレアル・マドリーに所属するDFマルセロ(ブラジル)。「地球上で最も強い左サイドバック。レアル・マドリーで欠くことのできない30歳」との評を加えている。そしてランキング1位には、同じくレアルのDFセルヒオ・ラモス(スペイン)が輝いた。「ブランコスの主将であり象徴。クオリティ、リーダーシップに優れたディフェンダー。スペイン代表ではW杯を1回、ユーロを2回制した」と紹介している。

ランキングは以下の通り。

1位 セルヒオ・ラモス(スペイン)

2位 マルセロ(ブラジル)

3位 カリドゥ・クリバリ(セネガル)

4位 ヨシュア・キミッヒ(ドイツ)

5位 ディエゴ・ゴディン(ウルグアイ)

6位 ラファエル・ヴァラン(フランス)

7位 メフディ・ベナティア(モロッコ)

8位 ニコラス・オタメンディ(アルゼンチン)

9位 アレクサンダル・コラロフ(セルビア)

10位 ヤン・フェルトンゲン(ベルギー)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180528-00000017-goal-socc