2018年5月26日18時3分
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 「X JAPAN」のギタリスト、hideが33歳で亡くなって今年で20年。最後の3カ月を追うドキュメンタリー映画「HURRY GO ROUND」が26日に全国公開された。生前に録音された未発表の歌声が見つかり、映画の最後に流れる。
 hideが他界したのは1998年5月2日。「ROCKET DIVE」や「ピンクスパイダー」がヒットし、ソロ活動が軌道に乗り始めた時期だった。東京・築地本願寺で行われた葬儀には5万人近くが献花に訪れた。

 映画は、俳優の矢本悠馬(27)が神奈川県三浦市にある墓を訪ねる場面から始まる。墓石に刻まれた、最後のシングル「HURRY GO ROUND」の歌詞の意味を探ろうと、足跡をたどっていく。
 「hide初心者がつむぐ映画」と、石川智徹(ともあき)監督(43)。これまではバラエティー番組やCM、音楽ビデオを手がけ、映画の監督は初めてだ。生前のhideに会ったことはない。

 hideは亡くなる前夜に何を語ったのか。弟でマネジャーの松本裕士さん(50)や元ボディーガードらに話を聞く場面がひとつのヤマ場だ。救急搬送されたときの状況などが初めて明かされる。
 石川監督は「これまで誰にも話…

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(C)2018「HURRY GO ROUND」製作委員会