2018年05月25日
山田孝之&菅田将暉:テレ朝の7月期ドラマでダブル主演 “デジタル遺品”題材で本多孝好が原案

 俳優の山田孝之さんと菅田将暉さんが、7月にスタートするテレビ朝日の連続ドラマ「dele(ディーリー)」でダブル主演を務めることが25日、明らかになった。「ストレイヤーズ・クロニクル」や「真夜中の五分前」などで知られる作家の本多孝好さんが原案と脚本を手がけるオリジナルドラマとなる。今年4月、山田さんと菅田さんがSNSに共同アカウントを作成し話題となっていたが、その発端は今回のドラマだったという。

 ドラマのタイトル「dele」は「削除」を意味する校正用語。ドラマは、死後パソコンやスマートフォンに残されたデータ“デジタル遺品”を題材にしている。山田さんと菅田さんは、依頼人の依頼を受け、死後に不都合なデジタル記録をすべて内密に抹消する仕事をしている坂上圭司(山田さん)と真柴祐太郎(菅田さん)をそれぞれ演じる。坂上と真柴は、本多さんが山田さんと菅田さんに当て書きしたキャラクターという。デジタル遺品を通して、1話完結型の人間ドラマが描かれる。

 山田さん演じる坂上は、原因不明の難病で下半身のまひが進行し、車椅子生活を送っているフリーのプログラマー。亡き父が設立した坂上法律事務所と提携し、「dele. LIFE」という会社を立ち上げ、依頼人の死後に遺留データを内密に消す仕事をしている。菅田さん演じる真柴は、フリーランスの何でも屋で、ひょんなことから坂上の仕事を手伝うようになる。

 本多さんと共にドラマの脚本を手がけるのは、直木賞作家の金城一紀さんをはじめ、「グラスホッパー」の瀧本智行さん、「あなたへ」の青島武さん、「GANTZ」の渡辺雄介さん、「相棒」の徳永富彦さん。瀧本さんは監督としても参加し、常廣丈太さんと共にメガホンを取る。また、アニメ「血界戦線」などの岩崎太整さんが音楽を担当、DJ MITSU THE BEATSさんが劇伴を担当。「ユリゴコロ」などの今村圭佑さんが撮影スタッフとして参加する。

 「dele」は7月から毎週金曜午後11時15分に放送(一部地域を除く)。

(以下略、全文はソースをご覧ください。)


7月にスタートする連続ドラマ「dele」でダブル主演する菅田将暉さん(左)と山田孝之さん=テレビ朝日提供
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