神戸が獲得に乗り出し合意に向けて秒読み段階に入っていたバルセロナのスペイン代表MFイニエスタ(34)が、今月24日にも来日することが18日、分かった。

三木谷浩史会長が自ら交渉を進めてきた中で、複数の関係者によると、すでに来日のスケジュールが組まれたことが判明。
早ければ、W杯による中断期間に入る週明けにも完全移籍での獲得が正式発表される。

三浦淳寛スポーツダイレクターは「自分は知らない」と話してきたものの、神戸側は今夏からの3年契約で、年俸は2500万ユーロ(約32・7億円)から3000万ユーロ(約39・2億円)あたりで交渉を進めてきた。
イニエスタ自身は現地メディアに対し20日のリーグ最終節、Rソシエダード戦後に去就を明かすことを示唆しており、その新天地は中国やオーストラリアではなく、神戸になる見込みだ。

Jリーグの第2登録期間は7月20日からとなっており、神戸デビューは最短で同22日の湘南戦(ノエスタ)。
ただ、W杯の決勝が同16日に組まれており、順当にスペイン代表に選出され勝ち進んだ場合は、その後にオフを設けられることから、神戸合流がずれ込むことになる。
いずれにせよ、世界的スターがJリーグでプレーする日がカウントダウンに入った。

スポニチ 5/19(土) 4:59配信
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J1ヴィッセル神戸が、バルセロナを退団するスペイン代表MFアンドレス・イニエスタ選手(34)と移籍合意に至ったことが18日、分かった。

関係者によると、20日のスペインリーグ閉幕後に正式発表される。複数年契約で、W杯直前のスペイン代表合宿合流前の来週中に来日し、正式契約後、東京都内で記者会見が行われる。

既に神戸の親会社楽天ではイニエスタ加入後の積極的な営業や宣伝等、業務を推進する通達がされているといい、会見の準備も行われている。
もともと神戸側はバルセロナとスポンサー契約を結ぶ楽天の三木谷浩史会長兼社長が自らスペインに渡り交渉するなど誠意を見せてきた。
一騎打ちとなっていた中国スーパーリーグの重慶も手を引いたもよう。神戸側は最大3500万ユーロ(47億3000万円)の年俸も用意しており、円滑に交渉が進んだ。

イニエスタはバルセロナの生え抜きで欧州CLを4度制覇。10年W杯南アフリカ大会での母国優勝にも貢献した。4大会連続出場となるW杯メンバー選出も目前。
大物外国人は昨夏に加入した元ドイツ代表FWポドルスキ以来となる。W杯前に「神戸イニエスタ」がいよいよ誕生する。

◆アンドレス・イニエスタ 1984年5月11日、スペイン・アルバセテ生まれ。10歳で地元アルバセテの下部組織に入団し、12歳からバルセロナの下部組織に入団。
02年プロデビューし04年からレギュラーに定着。今季はリーグ優勝のほか、スペイン国王杯4連覇を達成。国際Aマッチ通算129試合13得点。171センチ、68キロ。

日刊スポーツ 5/19(土) 5:00配信
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