バドミントンSuper300ランクの、オーストラリアオープン決勝が行われ、 
決勝まで進んでいた女子シングルス、峰あゆみ選手(再春館)は、
中国のカイ・ヤンヤン選手に14本、13本で敗れ、準優勝となったものの、

女子ダブルスでは、ヨネックス所属の櫻本絢子(サクラモトアヤコ)/高畑祐希子(タカハタユキコ)
のサクタカペアが、韓国のリー・ユリム/ビーク・ハナ組に、
23-21 21-18 で勝利し、優勝を果たした。
 
サクタカペアは、5月6日には、シングルスの高橋沙也加選手と共に、ニュージーランドOPも制しており、二大会連続優勝。
2月にはスイスOPでも優勝しており、4月の大阪IC(国際チャレンジ)では準優勝。
まさに今年に入って、飛ぶ鳥を落とす勢いだ。
 
いずれも、日本のA代表や世界のトップクラスが出場する大会ではないので、
一段「格落ち」なレベルではあるものの、それでも勝ち抜くのは簡単ではないし、優勝すれば、ポイントは大きい。
 
サクタカペアは、現在世界ランク37位。
世界の3・4・5・11・14位に、5組の日本ペアがいる。
国内6番手だが、ランキングポイントを計算する大会が過去一年間の最大10大会のところ、
サクタカペアはまだ6大会での37位であり、この豪州OPのポイントはまだ入っていない。
まだまだ大幅にランクアップする「余裕がある」状態だ。
 
サクタカペアが世界ランク10番台に乗せるまでの力を見せれば、日本の女子ダブルスは、
最大2組までしか枠のない、2年後の東京五輪出場争いが、さらに激しさを増す事は間違いない。
 
櫻本/高畑ペア
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