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2018/04/27(金) 21:15:38.07ID:CAP_USER9正論か、暴論か。米大リーグで1シーズン162試合制を154試合制に短縮する案が、再び脚光を浴びている。
「試合数が多すぎる。年俸を削減されるかもしれないが、われわれは金だけのためにプレーしているのか。ファンは4月に雨や雪が降る中で観戦している。本当に楽しいのか。それが疑問だ」
地元シカゴのラジオ番組で発言したのが、カブスのアンソニー・リゾ内野手だ。今季の大リーグは悪天候のために開幕から3週間で25試合も中止。AP通信によれば、天候を理由に中止となった4月の試合数では史上最多の2007年に並んでおり、更新が確実視されている。
カ軍は寒波の影響もあり、タイガースの6試合に次ぐ5試合が流れた。ちなみにエンゼルス・大谷翔平投手も、3度目の登板予定だった15日(日本時間16日)のロイヤルズ戦(カンザスシティー)が寒さのために中止となっている。
16年12月に結ばれた労使協定では、シーズン162試合を従来の183日間から187日間で行うことになった。このため今季の開幕は、史上最も早い3月29日(日本時間30日)になった。
「リゾの意見は現状に即しているかもしれないが、働く機会が減れば収入も少なくなるだろう」とはロブ・マンフレッド・コミッショナー。154試合制になれば年俸カットは避けられないという見解を示した。
だが、試合数の減少はマイナスばかりではないという見方もある。現在より日程に余裕ができれば、主力選手に休養日を与える必要がなくなり、先発投手4人でのローテーションも可能。レベルの高い試合が増えることを理由にチケット代を値上げすれば、減収分を補えるという。量か質か。アツい議論が続く。
■田代学(たしろ・まなぶ) サンケイスポーツ編集局次長。1991年入社。プロ野球や五輪担当などを経て、2001年から13年11月まで米国駐在の大リーグ担当キャップ。全米野球記者協会の理事や、13年ワールドシリーズの公式記録員を日本人記者で初めて務めた。米国での愛称は「ガク」。
4/27(金) 16:56配信 夕刊フジ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180427-00000018-ykf-spo