女優の萬田久子(60)が23日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月〜金曜・正午)に出演。事実上の夫で、2011年8月にスキルス性胃がんのため亡くなったアパレル会社社長の佐々木力(ちから)さん(享年60)から“隠し子”の存在を告白されていたことを明かした。

 萬田と10年近く事実婚状態を続けていた佐々木さんは11年6月にスキルス性胃がんが判明。萬田は「気がついたときには余命3か月」といい、「スーパーマンみたいな方だったんで、たぶん死なないだろうと思ってました。スキルス性胃がんなんて吹っ飛ばすんだろうと。それが実際8月に亡くなった時には、スーパーマンでも死ぬんだと思いましたね」と振り返った。

 佐々木さんは前妻との間に1男2女、萬田との間に1男をもうけていたが、亡くなる直前、実は別の女性との間にもう1人子供がいたことを萬田に告白したという。「びっくり仰天ですよね。5番目の子供って」と萬田。「スキルス性がんだったので、そっちがかわいそうだし、(子供を打ち明けられた)こっちは腹立つし。半々で、うまい具合にどういう気持ちか分からなかったですね」と当時の複雑な心境を振り返り、「博愛主義というか、人ったらしな人でした」と話していた。

2018年4月23日13時2分 スポーツ報知
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