FAカップ準決勝が22日に行われ、チェルシーとDF吉田麻也所属のサウサンプトンが対戦した。吉田は公式戦4試合連続で先発に名を連ねた。

 前半はチェルシーが試合の主導権を握って敵陣に押し込む展開となったが、サウサンプトンが猛攻を凌いでスコアレスで折り返す。

 試合が動いたのは後半立ち上がりの46分。エデン・アザールからのパスでペナルティエリア内左に抜け出したオリヴィエ・ジルーが二度の切り返しでDF3人とGKをかわし、最後は右足アウトで流し込んだ。

 1点ビハインドのサウサンプトンは72分、エリア手前中央からネイサン・レドモンドが左足で強烈なミドルシュートを放ったが、GKウィリー・カバジェロの好セーブに阻まれた。

 追加点を狙うチェルシーは80分にジルーを下げてアルバロ・モラタを投入。すると直後の82分、右サイドからセサル・アスピリクエタが上げたクロスをモラタが頭で叩き込み、リードが2点に広がった。

 試合はこのままタイムアップを迎え、チェルシーが2−0で勝利。2シーズン連続のFAカップ決勝進出を果たした。

 決勝は5月19日に開催予定で、マンチェスター・Uとチェルシーが対戦する。

【スコア】
チェルシー 2−0 サウサンプトン

【得点者】
1−0 46分 オリヴィエ・ジルー(チェルシー)
2−0 82分 アルバロ・モラタ(チェルシー)

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