・現実的に日本はDFの個が相手FWの個より低いので、カウンターを受けて1対1になるとボロボロにされる。
ブラジルWカップでのコロンビア戦の様に。
よって守備はひいてスペースをなくし、人数をかけて守るのは必須。そこから考えると、日本はカウンターをとるしかない。
ポゼッションだとラインを高くして密集度を上げるが、そうするとDFは相手のカウンターを浴びてしまう。コロンビア戦のようになる。
ポゼッションは相手が先に得点して引いたときにしかできない。ハイプレスのサッカーなんて連戦が続くワールドカップではできない。
あくまでカウンターがメイン戦術で、失点してしまった時にポゼッションもしくは個の力での打開が現実的な妥協解。
そうすると日本の攻撃はカウンター向けの個の力が必要になる。
スピードがあって、スピードが乗った状態でもプレイの質が落ちにくく、自分でドリブルしてゴールにつきさせるか、
スタミナが豊富でカウンターの場面でちゃんと走れる選手が選ばれる。
ハリルホジッチは攻撃でも守備でも1対1で戦える、デュエルの強い選手、
体脂肪12%以下でスタミナある選手をえらぼうとしているのはそのため。
きちんと意図をもって選手を選んでいる。
又、守りを固めてカウンターで勝てるのなら他の弱小国も勝ってるだろ日本にはあってないとか言ってる阿呆がいるが、
守ってカウンター以外で守ってカウンターより勝率が上がる方法を列挙できないだろ?
確率の問題。低い勝率の中で最も勝率が高いのがカウンター。
日本人にカウンターは向いていないという無知が時々いるが、
日本が強豪相手に点を取ったシーンはセットプレーやカウンターのような速攻ばかり。
予選中にポゼッションで支配して20本以上もシュート打ってもアジアの弱小国にさえ勝てなかったを忘れたのか?
そこを読み取れない頭の悪い人がハリルは日本にあっていないといって叩いている。


・デュエルなんて日本人には無理とかいってる阿呆がいるが、
デュエルを強みにしようと言っているのではなく、
デュエルできないという弱みをつくらないようにデュエルに強くなろうとしたのだ。
日本人は世界では体が小さいのではなく、世界ではちょうど平均なのだから、鍛えればちゃんとデュエルでつぶしにくるだけのチームには対抗できる。
はなから諦めているからつぶされているのでそれはやめようということ。
ブラジル人やコロンビア人は日本人より平均身長が低いのに日本みたいにデュエルを避けていない。


・Wカップ本番は長期的な視野など見据える場ではない。
Wカップ自体が本番なのだから、その時点で最良の選択肢をとるのは当たり前。
未来のための選択をするシーンではない。現在の最良の選択をするシーンだ。
未来のための選択はWカップ本番までにつくるものであり、それが本番までに作れなかったのならそれにこだわる必要はどこにもない。
ユースやリーグ戦のなかで長期的な視野できたえればいいことであって、Wカップ本番を長期的目線でやるな。

・ハリルには戦術がないと言ってる馬鹿を時々見るけど、ハリルホジッチほど戦術的な戦いをした監督もいない。
オージー相手の完勝はすごかった。他の監督ならまずできない。
Wカップ本番までに策を見せたら日本は勝てないので、誰にも見せずにコマの見極めに徹していたのに、
馬鹿なお前らとマスコミと協会のせいで
のこり2ヶ月で戦術をほどこす予定がすべて破棄された。
ハリルを解任することでブラジルワールドカップの時の様に忘れ去って生じる問題点としては
この数年間の総括がされることなく終わるということ
代打の西野がヒットを打とうがホームランだろうが、空振り三振だろうが
そこに日本サッカー界の積み重ねた連続性はなくなった。