後味悪い ハリル監督解任劇 奪われた本領発揮の機会=大島祥平(東京運動部)
会員限定有料記事 毎日新聞2018年4月17日 東京朝刊

 日本サッカー界が揺れている。ワールドカップ(W杯)ロシア大会まで残り2カ月になって、日本サッカー協会は、アジア予選前からチームを率いたバヒド・ハリルホジッチ監督を解任。
強化責任者の日本協会技術委員長だった西野朗氏が新監督に就いた。ハリルホジッチ前監督を就任時から取材してきた者として思う。ここまで任せてきたのなら、腹を決めて最後まで託すべきではなかったか。
この3年間の「完成形」をW杯で見届ける機会が失われたことが、残念でならない。

この記事は有料記事です。
残り1836文字(全文2053文字)
http://mainichi.jp/articles/20180417/ddm/005/070/017000c